誰もが経験のある鼻づまり。鼻で呼吸出来ず、口で「ハァハァ」と呼吸することになってしまい本当に辛いですよね。今回は、鼻づまりがなかなか治らないときの原因と治し方についてご紹介します。
目次
鼻づまりの病気・原因
鼻づまりの原因は主に2つあります。
- 鼻の構造によるもの
- アレルギーや風邪によるもの
こちらの2つを詳しく説明していきます。
鼻の構造によるもの
鼻中隔弯曲症
鼻の穴は2つあり、それを隔てる壁を「鼻中隔(びちゅうかく)」といいます。本来真っ直ぐな鼻中隔がわん曲してしまうと、鼻の通り道が狭くなり、結果鼻づまりを起こします。
鼻茸
アレルギーや慢性的な副鼻腔炎によって鼻の粘膜がブヨブヨに腫れてしまい水ぶくれのような状態になったものを「鼻茸(はなたけ)」と呼びます。クラゲみたいな形をしており、鼻の中でぶら下がった状態です。これが鼻水の通りを邪魔してしまいます。
アデノイド肥大
アデノイドとは喉と鼻の間にあるリンパです。幼児期の間に一番大きくその後は徐々に小さくなるものです。しかし稀に大人でも小さくならず、幼少期の大きいまま残ってる人もいます。
アレルギーや風邪によるもの
アレルギー性鼻炎
有名なものが花粉や動物です。特徴としてアレルギー性鼻炎の鼻水は透明でサラサラしています。サラサラしているので、鼻水そのものが鼻づまりの原因ではなく、鼻の粘膜が腫れることによって鼻づまりが起こります。
風邪
風邪をひいたときには鼻の奥にある副鼻腔に炎症が起こり、鼻水が溜まります。これを「急性副鼻腔炎(きゅうせいふくびこうえん)」と呼びます。
特徴は風邪のときの鼻水が黄・白・緑など色がついていて粘り気があります。鼻水による鼻づまりは勿論、炎症によって粘膜も腫れて鼻づまりを起こします。
鼻づまりの治し方
まずは自分がどの鼻づまりに当てはまるかを把握する必要があります。鼻の構造によるものだと耳鼻科にかかり、先生の診察を受けてみないと分かりません。
しかし風邪やアレルギーの場合なら自分でも対処出来ることもあります。やはり重要なのはマスクです!特にアレルギー性鼻炎によるものなら効き目大です。
アレルギー性鼻炎はアレルギー物質の刺激によって、粘膜が腫れてしまいます。ということは、アレルギー物質に触れなければ症状は出ない、あるいは軽減されるということです。なので、鼻や口を覆ってくれるマスクが最も適している対処法になります。
まとめ
鼻づまりにもそれぞれ種類があるということ。また、自分はどの鼻づまりに属しているかを把握することが重要です。治し方としては、まずは1度耳鼻科にかかってみるのもいいと思います。
そうすれば自ずと自分の鼻づまりの原因が分かるかもしれません。アレルギー性鼻炎の方は、マスクが必須アイテムです!