鼻づまりによって頭痛を引き起こす?鼻と頭は部位が違い、因果関係はなさそうですが実は頭痛を起こす原因には鼻づまりも一つの要因です。ここでは、どのような原因で頭痛が起きるのかや、その治し方についてご紹介していきます。
鼻づまりによる頭痛?
頭痛って本当嫌になりますよね。原因が分からないまま耐える頭痛も多いかと思います。しかし鼻づまりが原因で、頭痛を引き起こすこともあるので、是非覚えておいてください。
鼻づまりによって、口呼吸になると呼吸が浅くなります。口は呼吸をするメインの器官ではないので、体内に充分な酸素を取り込むことが出来ないのです。
すると血液の中の酸素濃度が薄くなります。結果、脳内が酸欠状態を起こし血管が収縮して頭痛を引き起こします。
鼻づまりによる頭痛の治し方
鼻づまりからの頭痛は、鼻づまりを解消するしかありません。頭痛の原因となるような鼻づまりには、急性・慢性の副鼻腔炎によるものが多いです。
またアレルギー性鼻炎でも頭痛を引き起こすことがありますので、自分の鼻水がどのような状態か把握する必要があります。耳鼻科にかかり薬を処方してもらうことをお勧めします。
すぐに出来る簡単な鼻づまりの解消法もご紹介します。しかし一時的なものなので、治るわけではありませんのでご注意を!
鼻を片方ずつかむ
鼻づまりを解消するには鼻水を的確に取り除く必要があります。このときに鼻水のかみ方を間違えると悪化することがあるので、正しくかむことが大事です。
鼻は一つの穴を指で塞いで、もう一方を優しくかんでください。強くかみたくなる気持ちも分かりますが、まずは優しくかむことが大事!
強くかんでしまったり、一気に両方の鼻を噛むと、急激に鼻の中の空気圧が変わってしまうので耳が痛むことがあります。
鼻を温める
人間の身体は温めることによって、血液の巡りがよくなります。なので鼻を温めることによって、鼻の血流も良くなり腫れた粘膜も治り、鼻水も温まることによって出やすくなります。
お風呂に入ってるときや、熱い食べ物を食べてるときに鼻づまりは起きず、むしろ鼻水が出やすくなりますよね。それと同じ原理です。鼻を温めるときには、お湯で濡らしたタオルなどを鼻の付け根の部分にあてるだけでOKです。
息を止める
- 大きく息を吸い込む
- 全ての酸素を出し切るように息を吐く
- 鼻をつまみ天井と床を2秒ずつ見る
- 苦しくなるまで3を続ける
脳は酸欠状態に陥ると、鼻から呼吸するように命令をします。その時、鼻の血管は細くなり、鼻の通りをよくしようとします。それによって鼻水が出やすくなります。
まとめ
いかがでしたか?鼻づまりと頭痛には因果関係があることは覚えておくといいかもしれません。耳鼻科にかかって薬を処方してもらったり、自己治療で軽減してみて自分にあった方法を探してみてください。