
今日は検便の提出日なのに「便意が全く起こらない!」なんて困った経験はありませんか。今日中に提出しなければならないとなれば、どうしても焦ってしまいますよね。そこで、今回は、検便で出ない・便秘の時の対処法についてまとめてみました。
目次
食事を取る
私たちが、便意を起こすメカニズムは主に2つあり、それぞれ「直腸・結腸反射」と「胃・大腸反射」と言います。
「直腸・結腸反射」は、便が直腸に達する事で大腸が便を排泄する運動で、もう一方の「胃・大腸反射」は、食べ物を摂取する事により引き起こされる便意です。
したがって、便意を起こすには、食事をして胃を刺激するのが一番です。しかし。一口に食事と言っても、一体何を食べたら良いのか途方に暮れるかもしれません。
そんな時にはまず、しっかり三食食べてください。バランスの取れた食事をして胃を刺激する事で、便意が訪れます。
また、キシリトールが配合されたガムもおすすめです。ガムの注意書きにもありますが、一度に食べると胃腸が刺激され、便意を催します。
水分を取る
私たちが普段、便と呼んでいるものの60-70%は水分です。残りの30%は、食べ物の残りカス、古くなり腸壁から剥がれ落ちた腸粘膜、腸内細菌やその死骸でできています。
便が柔らかい時には水分が多く、また、固い時には水分や食物繊維の不足、腸内環境の乱れが関係している事が考えられます。
そこで、便を柔らかくする為に水分を多く取りましょう。コーヒーやお茶などに含まれるカフェインやポリフェノールは、身体の水分を排出する利尿作用があります。
そのため便が固くなりやすいのでおすすめできません。水か白湯を飲みましょう。
体を動かす
運動する事で腸が刺激され、蠕動運動を起こりやすくする事が出来ます。簡単なウォーキングがおすすめですが、そんな時間がない方はお腹のマッサージを試してみましょう。
おへその回りを、手の平で時計回りにさすります。強さは、自分が気持ちいいと感じる程度で結構です。
ツボを押す
胃腸の働きを活発にするツボをご紹介します。
間使 (かんし)
左手首に指四本を横向きに置きます。すると右手の親指の辺りにツボがあります。圧迫感がある方もいらっしゃると思います。このツボを親指で痛気持ちいいと感じる圧力で1-2分マッサージして下さい。
大巨 (だいこ)
おへそに指を当てて指3本分外側の天枢(てんすう)というツボから指3本分下に位置します。このツボを1-2分、マッサージして下さい。腰に手を当て、親指を使ってツボを押すと押しやすいです。
足三里 (あしさんり)
このツボは、膝の皿から指四本分下の脚の外側にあります。この骨の縁にあるツボを、親指などで痛気持ちいいくらいの強さでマッサージして下さい。
下剤を使う
今すぐ出したい、出さなければならない場合は、下剤を使うのも良いでしょう。薬は常用すると耐性がつき、薬の効きがなくなってしまいます。緊急の場合にのみ使いましょう。
便秘薬の成分の代表的なものには、重質酸化マグネシウムやセンナという生薬を配合したものがあります。
重質酸化マグネシウム
病院でも処方されることがあります。腸から水分を奪い便を軟化させる働きがあります。効果は若干遅いようです。薬局で重質酸化マグネシウムを配合した便秘薬が手に入ります。
センナ
腸を刺激し蠕動運動を促す働きがあります。水分を吸収する働きもありますので、便が柔らかくなり、排便に繋がります。即効性があるので、「ここぞ!」という時にはおすすめです。
まとめ
排便は1日1度、軽くいきむだけで出るのが理想的です。それには規則正しい食生活や習慣、運動やストレス解消などを心がけることが重要です。便秘が酷い場合には、無理をせず医師に相談しましょう。