
お腹が痛くなる原因というのは数えていけばキリがありません。主な内臓が集中しているので当然といえば当然のことです。腹痛と聞いてすぐに思い当たるのは食中毒や風邪などでしょうか。
しかし、病気によっては痛みが偏っていることも多くあります。今回は、右のお腹が痛くなる原因とその対処法について紹介していきます。
急性虫垂炎(盲腸)
右のお腹が痛くなることで有名なのは急性虫垂炎、俗に言う盲腸でしょう。急性虫垂炎は、痛み方にも特徴があります。
それは非常に局所的ということです。通常、痛みが酷いときは関連痛といって、その周辺部分まで痛みが拡大することもあるのですが、急性虫垂炎の場合、ごく一部分のみに激しい痛みがあるのが特徴です。
また、衝撃に敏感になっているので、歩くだけでも痛みがはしるケースもあります。
外科手術による処置が必要になりますし、放置していると壊死してしまい、それが腸全体に拡大して死に至ることもありますので、無理せず病院へ行くようにしましょう。
尿路結石
尿路とは腎臓から膀胱に通じている経路のことで、この部分に結石ができると、非常に耐え難い痛みが出るのが特徴です。結石ができる場所によっては右側のお腹が痛むとは限らないのも厄介な点です。
普段から不規則な生活や偏った食事、ストレスが多いと罹りやすいと言われています。また結石ができたときの痛みは疝痛とも呼ばれており、「痛みの王様」とされているので、できれば予防を心がけたい病気です。
治療方法は、衝撃波によって結石を砕く方法から自然排出させる方法までさまざまです。結石の大きさによって処置の方法も変わります。
大腸憩室炎
憩室とは、腸の一部が外側へ飛び出している状態です。普段は自覚症状が無いことも多く、放置していてもとくに問題らしい問題はないのですが、炎症を起こすと痛みを伴います。
大腸憩室炎の原因については、明確なことは分かっていません。欧米でよくある病気ですが、ここ近年では日本人でも発症することがあります。とくに40歳を過ぎてから発症することが多く見られます。
明確な原因は不明ではありますが、何らかの要因で腸内の圧力上昇が原因で引き起こされているのでは、という説が有力なようです。消化のいい食べ物と抗生物質で治療を進めていきます。
最後に
その他にも女性特有の病気や男性特有とされる病気でも右腹が痛むことがあります。痛みを感じたら、無理に我慢をしていると非常に危険なことになります。紹介した病気以外ではガンなど重篤な病気の可能性もあります。
我慢できるから問題ないと考える人もいますが、診断を受けたときには手遅れといった状態にならないためにも、異常を感じたら、専門家の意見を聞くようにしましょう。