
お腹が痛む上に下痢が同時に起こってしまう。そんな症状に悩まされたことはありませんか?お腹も全体的に痛んだり胃が痛んだりとさまざまで、ときに同時に痛みが襲ってくることもあります。そのような症状が起きるときの原因にはどのようなことが考えられるのでしょうか。
急性胃腸炎
最も可能性があるのは急性胃腸炎です。急性胃腸炎の代表的な症状は、腹痛や下痢、発熱など風邪の症状にもよく似ているために胃腸風邪とも呼ばれます。
軽い場合は1週間程度で治ってしまいますし、痛みも一過性で安静にしていれば治まってしまうこともありますが、軽く見ていい病気ではありません。
急性胃腸炎の原因はストレスも考えられていますが、ウイルス性、細菌感染性の急性胃腸炎がほとんどで、とくに日本人の半分はピロリ菌に感染していると言われており、だれもが発症してもおかしくない病気です。
急性胃腸炎を引き起こす原因ウイルスや細菌は非常に多く、病院で適切な処置を受けなければ胃腸炎が慢性化して、胃がんなどの重篤な病気に繋がることもあります。
自律神経失調症
自律神経には交感神経と副交感神経に分けられており、どちらも常に働いていますが、起きているとき、寝ているときで、優位性が変わります。
交感神経は起きているときに優位に働き、体を活発に動かしてくれるために必要となります。副交感神経は寝ているときに優位に働いて、体を休めメンテナンスを行なう状態にしてくれます。
これが、ストレスなどによって働きに異常をきたすことがあります。とくに交感神経が活性化しやすく、過剰に優位になってしまうと緊張状態になりやすく、胃腸へも影響を与えます。よく知られている
ものには胃酸過多などがあります。そのことにより、腹痛や胃痛、下痢が同時に起こることがあります。
自律神経失調症では、生活習慣を見直して、ストレスとなっているものから遠ざかり、リラックス状態を保つことが重要になってきます。
腹痛・胃痛・下痢の症状が出たら?
急性胃腸炎や自律神経失調症以外にも腹痛や胃痛、下痢を引き起こすものは非常に多く、十二指腸炎や大腸炎などの病気でも似た症状を起こすことがあります。そのため、少しでも変だと感じたら病院へ行くようにしましょう。
また、腹痛や下痢が起きているときに、普段と同じような食事をしては、治療が長引いたり症状が悪化することがありますので、できる限り消化の良い食べ物を選ぶようにして胃腸に負担をかけないようにしましょう。
もう一つ、必ず行なって欲しいのが水分補給です。下痢になっている場合、必要以上に水分が失われることが多く、治療中に脱水症状になってしまうこともあるので、水分補給は欠かさず行ないましょう。
まとめ
腹痛や胃痛、下痢が同時に起こった場合、「急性胃腸炎」や「自律神経失調症」、「十二指腸炎」、「大腸炎」などが原因となっていることがあります。もし、少しでも気になる症状がある場合には、早めに病院に行き、診察を受けるようにしてください。