
子供は大人と違って、自分の症状を上手に説明することができません。そういった場合は、周りの大人がしっかりとその症状を聞き出し、原因を考えてあげることが必要となります。今回は、子供の腹痛の原因についてまとめてみました。
便秘
子供が腹痛を起こす原因として最も多いのが「便秘」です。腸に便が溜まったり、ガスが溜まった状態で、食べ物を食べたりすることで胃腸が動き、周辺の臓器を刺激することで強い痛みが生じるのです。
ウイルス性胃腸炎
便秘の次に多いのがこの「ウイルス性胃腸炎」です。別名「感染性胃腸炎」や「嘔吐下痢症」とも呼ばれ、広く知られている「ノロウイルス」や「ロタウイルス」などが原因となることがあります。
腹痛と同時に下痢や嘔吐、発熱が伴うことが多いです。保育園や学校などで集団生活を送っている子供の間では集団感染することがありますので、注意しましょう。
細菌性胃腸炎
いわゆる食中毒のことです。ウイルス性胃腸炎とは違い、細菌により起こるものです。ウイルス性胃腸炎よりも重症になりやすいという特徴があります。
生肉や魚介類、十分に火が通っていない食品、そしてお弁当などが原因となることがあります。
心因性
自我が芽生え始めたころから起こるのがこの「心因性」の腹痛です。大人でも、ストレスで胃腸に支障をきたすことがありますよね。
子供も同じように、精神的なストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れ、胃腸の機能が不安定になり、腹痛を起こす場合があります。
特に、子供は自律神経がまだ未成熟であり、大人ほど上手にストレスを発散することができません。
学校や幼稚園・保育園に行く前に腹痛を訴えたり、休日や遊んでいる時には全く腹痛がなかったりという特徴があります。また、精密検査を受けても全く異常がないということも特徴の1つです。
まとめ
子供が腹痛で苦しんでいるのを見るのは、周囲の方々にとっても辛いものですよね。腹痛を早く治すためには、できるだけ早く原因を見極めて適切な対処法をとってあげることが大切です。
普段から子供の体調をよく観察しておくことで、子供に異変が生じたときに気づいてあげやすくなります。
また、なかなかよくならなかったり、頻繁に繰り返す腹痛の場合は、他の病気の可能性もありますので、小児科専門医を受診することをおすすめします。早めに気付いてあげて、早く腹痛を取り除いてあげることが一番です。