
肩甲骨にコリや痛みを感じることは結構ありますよね。この肩甲骨の痛みが左肩のみに集中している場合は、内臓の病気が原因の場合もあり、注意が必要です。今回は、肩甲骨の痛みが左肩に出る原因についてまとめます。
姿勢が原因の場合
姿勢が悪いことが原因となることがあります。左側ばかりで重い荷物を持ったり、バックを持ったりしていると、左肩甲骨に負担がかかって痛くなります。
また、左肩を下にして寝ることが多い場合も左肩甲骨にばかり負担がかかり、痛みを生じる場合があります。左側ばかり、右側ばかりとならないように、なるべく左右均等に使用しましょう。
筋肉痛や筋肉疲労が原因の場合
腕や肩を動かすスポーツや無理な姿勢を続けたことによる筋肉痛や筋肉疲労が、肩甲骨の痛みの原因になることがあります。左側をよく動かしたり、左側に重心が偏った姿勢を続けると左肩甲骨が痛くなります。
心臓疾患が原因の場合
左肩甲骨に痛みがある場合、心筋梗塞や狭心症などの心臓疾患による放散痛の可能性があります。「放散痛」とは、病気の部位とは離れた部位に痛みが生じる場合をいいます。
心臓疾患の場合は、肩や背中、歯に放散痛が現れることがあります。心筋梗塞の場合は、左肩甲骨より少し左下が痛むことが多いようです。また、左胸に強い痛みが続いたり、血圧低下や冷や汗などの症状が伴う場合は、心筋梗塞の可能性がとても高くなります。
狭心症の場合は、左肩甲骨より左側から腕にかけて痛みが生じます。胸が締め付けられる痛みがある、継続する痛みがある、痛みの位置がばらついているといった症状が伴う場合は、狭心症の可能性が高くなります。このような症状がみられる場合は、速やかに病院を受診しましょう。
膵臓が原因の場合
左肩甲骨の下あたりが痛い場合は、膵炎を起こしている可能性があります。吐き気や便秘、みぞおちから左脇腹の上部にかけての痛みを伴う場合は、膵炎の可能性がさらに高くなります。痛みの程度は、人によりさまざまです。
さらに左肩甲骨の下が痛み、体重減少があったり、尿の色がとても濃い場合は、膵臓がんである可能性もあります。このような症状が見られる場合は、早期に病院で検査を受けるのがよいですね。
胃腸が原因の場合
左肩甲骨の下辺りが痛い場合は、胃炎による放散痛である可能性があります。胃のむかつきや食欲不振、吐き気などを伴う場合は、可能性がさらに高くなります。十二指腸潰瘍や胃がんによる痛みである場合もありますので、早期に医師の診察をうけましょう。
まとめ
左肩甲骨が痛くなる原因は、姿勢が悪いことや筋肉痛、筋肉疲労による場合が多く、さらに、心臓疾患や胃腸の疾患、膵臓の疾患による痛みである場合もあります。
左肩甲骨のみが痛い、痛みの原因に心当たりが無い場合などは、内臓の疾患による症状である可能性がありますので、早期に病院で検査を受けましょう。