
実際に音がしていないのに自分だけに聞こえてくる耳鳴りの辛さは周りの人に理解してもらいにくいため悩みの大きな症状ですね。
耳鳴りが引き起こされる主な原因は耳の病気である事が多いのですが、ストレスが原因となって引き起こされる事があります。ストレスと耳鳴りにはどのような関連性があるのでしょうか?
原因
ストレスが耳鳴りの原因になる時、それは自律神経の働きが乱れた事によるものです。自律神経とは自分の意思とは関係なく刺激や情報に反応して身体をコントロールしている機能の事です。
心臓が鼓動をうつ、胃腸で消化吸収が行われる、汗で体温調節をするなど、これら全てが自律神経の働きによるものであり、人の生命維持において重要な働きをする神経です。
自律神経は緊張したりストレスを受けたときに働く交感神経とリラックスしている時に働く副交感神経からなっていて正反対の働きをしています。
そして、この二つがバランスよく働くことにより健康状態を保っています。しかし、過度にストレスがかかると交感神経だけが常に働いている状態となり血圧が上昇して血流が増加します。
その状態が長く続くと内耳や脳の血流に異常が起きて耳鳴りなどの不快な症状として現れることとなるのです。また耳鳴りがあると、それ自体がストレスとなり悪循環を生み症状がさらに悪化してしまうケースもあります。
対処法
ストレスが耳鳴りの原因とわかっている場合、その症状を抑えるには交感神経の働きを抑えて副交感神経を優位にして心身をリラックスさせる必要があります。
ストレスには不安・悩み・怒り・イライラなどの精神的なもの以外に寒暖や気圧の変化・騒音・細菌やウイルス・空気汚染などによって受ける身体的ストレスがあります。
これらを見ると人にとってはあらゆる刺激がストレスになっていますが、生きていく上でこのストレスを完全になくすという事は不可能である事もわかると思います。
可能な限りストレスを取り除くことは大事な事ですが、それと同時にストレスの受け止め方や解消の仕方を工夫する事も大事です。
軽く受け流す、気持ちを早く切り替えるようにして身体の病気へと繋がらないようにリラックス出来る時間を意識して確保したり、生活のリズムを整えたり、趣味を持つなどしてストレスと上手く付き合えるような生活環境を目指しましょう。
まとめ
耳鳴りの原因がストレスにあるとしても、まず不快な症状を抑えるという事も大事な対処法です。病院を受診して耳鳴りに対するお薬を処方してもらったり、カウンセリングを受けてみるなども有効ですので無理をせずに自分に合った対処法を試みてください。