
耳鳴りには様々な音の種類があります。代表的なのは「キーン」や「ピー」という高音や、「ヂヂヂ」という虫の鳴くような音、「ポコポコ」という低い音などです。様々な種類がありますが、特に多いのは「キーン」という高音のようですね。
「キーン」という音はどういった仕組みで鳴っているのでしょうか?また、その場合の対処法にはどのようなものがあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
原因
耳鳴りの原因は非常に多岐にわたります。病気が原因で聞こえることもありますし、身体に何も異常がなくても聞こえることもあります。
例えば、「他覚的(音が実際になっている)」な原因の場合は、音を感じる部位の周囲の筋肉の動きだったり血流の音が関連したりしています。
筋肉の痙攣であれば「ポコポコ」と太鼓を叩くような音であることが多いですし、血流であれば「ゴー」といった低く唸るような音が聞こえるようです。
体調が悪くて筋肉が痙攣することはよくありますし、一時的に血流がよくなってその音が認識できることも日常的にあります。
また気圧の変化などで聞こえることもあります。そういった原因の場合は、耳鳴りは一時的なものなのであまり気にする必要はないでしょう。
それに対し、「自覚的(音は実際に鳴っていない)」な原因の場合はどうでしょうか。これは実際に音が鳴っていないのに聞こえるという、ちょっと不思議なものです。
実は自覚的な耳鳴りの多くは、ストレスや肩こり、自律神経の乱れが原因となっている場合が多いのです。
特に現代はストレス社会とも呼ばれ、この高音の耳鳴りを感じる人はとても多いようです。ではなぜストレスを感じると耳鳴りがするのでしょうか。
ストレスを感じると、身体に色々な変化が起こります。身体の様々な機能が低下し、その一つとして聴力の低下があります。
聴力が低下すると耳が聞こえづらくなるだけでなく、通常では聞こえなかった周波数の音が聞こえてきます。その音の一つが、「キーン」という高音なのです。
ストレスは様々な原因から発生し、その原因の種類(ストレッサー)により病名がつく場合もあります。加齢によるストレスの耳鳴りは老人性難聴などと呼ばれますし、極度のストレスが短時間でかかった際には突発性難聴などといった病名となります。
いずれにせよストレス等による一時的な難聴状態にあると、「キーン」という音として認識されるようです。
対処法
では、この「キーン」という耳鳴りにはどのように対処すればよいのでしょうか。上述の通り、このタイプの耳鳴りはストレスによるものがほとんどです。そのためまずはストレスを解消することを第一に考えましょう。
多くの人に共通するストレス解消法は、まずは血行の改善です。耳に近い部位、特に肩や頭をほぐして血行をよくすると聴力の回復につながり、耳鳴りも解消されるでしょう。
また、しっかりと睡眠をとることも大切です。深い睡眠は自律神経を整えてくれるので、身体、特に内蔵の本来の力を取り戻すことにつながります。すると疲労感や血行不良も改善され、結果的に耳鳴りの解消にもつながります。
その他にも入浴(半身浴)やストレッチなども非常に効果的なので、日常生活に取り入れてみるのもよいでしょう。
まとめ
耳鳴りを感じたらまずは一呼吸するようにしましょう。原因は本当に様々ですが、耳鳴りを感じたらまずは深呼吸して自分の身体の状態を見つめなおしてみましょう。
仕事で疲れていないか、人間関係に悩んでいないか。もしくは趣味の時間がほしいのに中々とれていなかったりしないか。客観的に見つめなおして、自分のストレスしっかり認識するのがまずは一番大切なことです。
きちんとストレスを認識できたら、上述の方法でまずは対処していきましょう。そしてストレスを感じないような生活習慣を身につければ、これからは耳鳴りに悩まされることも少なくなると思いますよ。