
ストレス社会と言われる現代ではストレスがない人なんていないと思います。適度なストレスは必要ですが、過度のストレスは身体に様々な症状を引き起こします。ここでは、ストレスで眠れない理由と対処法を解説していきます。
ストレスを溜めやすい性格
同じストレスがかかっても、ストレスの解消がうまい人と苦手で溜め込んでしまう人がいます。それには性格が大きく関係しています。
簡単にストレスを溜めやすい性格を挙げておきますね。
- 何事にも真面目で責任感が強い
- とにかく負けず嫌い
- いつも余裕がなく時間に追われている
- 些細な事でもイライラしやすい
- 言われた事、された事をいつまでも根に持ち引きずる執着粘着タイプ
上記の5つの項目に当てはまる方は要注意です!
ストレスがかかると分泌されるホルモン
人間はストレスがかかると視床下部にある神経細胞から、下重体門脈という血管に向けてコルチコトロピン放出ホルモンが放出されます。これが下垂体に入ると副腎皮質刺激ホルモンであるコルチコトロピンが分泌されます。
コルチコトロピンが全身を回り副腎に到達するとコルチゾールが血液中に放出されます。コルチゾールは天然のステロイドのようなものです。ストレスを外敵と認識し、全身でストレスと戦おうとします。
コルチゾールの長期間分泌が続くと分泌している副腎が疲労してきます。副腎は生体機能維持のために様々なホルモンを分泌していますが、疲労してくるとその分泌もバランスが崩れ始めます。
免疫が低下し風邪をひきやすくなったり、成長ホルモンの分泌が減少し眠れなくなったり太り始めたりと良いことがありません。
成長ホルモン
自律神経の働きを正常にし、人間本来の生活サイクルにはなくてはならないホルモンです。その中の1つセロトニンは日中に分泌されるホルモンで「幸せホルモン」と言われるほど精神安定に関係しているホルモンです。
このセロトニンを材料として夜になるとメラトニンという成長ホルモンが分泌されます。メラトニンは副交感神経を優位にし身体を休息させ眠りへと導き、眠っている間に心身を回復させてくれる大変重要なホルモンです。
長期にわたるストレス
長期間のストレスによりコルチゾールが大量分泌されると、副腎が疲労し成長ホルモンの分泌が阻害されてしまいます。コルチゾールには成長ホルモンと逆の作用があり、脳を興奮状態にし交感神経を優位にしてしまいます。
この作用により眠れなかったり、眠ってもメラトニンが少ないために眠りの質が悪くなり、心身の回復も不十分となってしまい、翌朝起きても疲れが残っていたり眠った気がしないという状態を引き起こします。
眠った気がしないと日中の眠気が強くなるので、更なる悪循環を生み出してしまいます。
コルチゾールの分泌を抑える対処法
副腎を回復させるために必要な栄養素はビタミンCです。またコルチゾールは朝の分泌量が多いため、朝食にビタミンCを多く摂取すると分泌を抑制することが出来ると言われています。
ビタミンCは酸っぱい果物に多く含まれますが、なかなかたくさん食べるのは難しいので、サプリメントなどを利用するのも良いと思います。
DHAはコルチゾールの働きそのものを抑制する効果があります。ストレスが溜まっているなと感じたら青魚を食べるようにしましょう。
朝の日光浴で体内時計の調整とセロトニン分泌を促しましょう。うつ病の発症原因として日光浴不足があると言われています。
成長ホルモンの分泌が少なくなるためです。セロトニンは朝の日光浴で分泌が促されますので、早起きをして少し散歩をするのも効果的です。
まとめ
長期間にわたるストレスは不眠症やうつ病などを発症させます。自分の性格を客観的に知り、ストレスの発散方法を見つけておくことで病気への発展を防げる可能性があります。