
何かに当たった時やのぼせた時、鼻の中をいじり過ぎた時など、鼻血は日常生活の中でいつ起こってもおかしくありません。ほとんどの鼻血は、心配しなくても大丈夫ですが、稀に危険な病気が原因で鼻血が出ることもあります。
また、鼻血と頭痛が同時に起こることもあります。ここでは、鼻血と頭痛が同時に起こる原因と対処法について見ていきたいと思います。
2つが同時に起こる原因は?
鼻血と頭痛が同時に起こる原因として、偏頭痛・高血圧・自律神経失調症・上咽頭がん・蓄膿症などが考えられます。それぞれの症状には特徴があります。その特徴を把握していると適切な対処にもつながります。
偏頭痛
女性に多く、こめかみ辺りが波打つように痛むのが特徴です。偏頭痛の起こる原因は、脳への血行が急に高まることで血管が収縮して、神経を圧迫することにより起こります。
血管が収縮する時に弱った血管が収縮して、毛細血管が破損します。鼻の中の毛細血管も収縮するため、偏頭痛と共に鼻血が出やすくなります。
高血圧
血圧の数値が140以上、最低血圧が90以上の血圧の場合を言います。高血圧では、血管の圧力が高くなているので血管が傷つきやすくなります。
弱っている鼻の血管にも圧力がかかると鼻血が出やすくなり、頭痛も同時に発生する可能性が高まります。血圧とは動脈の血管の圧力を表すことです。
高血圧になると血管の圧力が通常よりも高いことになります。結果、高血圧の場合の鼻血は他の症状と違った特徴があります。
鼻血が大量に出て頭痛が伴う様でしたら、早目に受診をして、医師と相談する必要があります。高血圧の他に病気が潜んでいる可能性があります。
自律神経失調症
「自律神経の失調(ストレス)」などが原因で鼻血が出ます。交感神経と副交感神経がバランスを崩してしまうと、鼻血や頭痛、耳鳴りなどの症状が出ます。
精神的なことが原因となっているため、カウンセリングを受けたり、生活習慣を改善することが必要です。
上咽頭がん
鼻の奥にできる腫瘍のことです。鼻血・首に痛みのない腫れやしこり・頭痛・耳の症状(聞こえにくい、詰まった感じ、耳だれなど)・目の症状(ものが2つに見える)などの症状が見られます。
原因はある種のウイルス、特にEBウイルスと呼ばれるものに関係があると言われていて、年齢性別関係なく発症します。
治療法は、上咽頭(脳や脳神経の近く)にできるものなので手術をすることができません。放射線照射や抗がん剤による治療を行います。
蓄膿症・副鼻腔炎
副鼻腔とは鼻の入り口からのどの付近までのことで、風邪や花粉症などが原因で鼻炎になり、副鼻腔に膿が溜まり、蓄膿症となります。主な症状は鼻水・鼻詰まり・頭痛です。
鼻水に膿が混じるため黄色い鼻水が特徴です。集中力・記憶力・注意力の低下がみられます。鼻水に鼻血が混じることがあります。
これは、鼻をかみすぎることにより起きているため、放っておくと慢性的になります。早めの病院の受診が必要です。
対処法
鼻血の止め方
- 何かに寄りかかるようにして頭を上向きにする
- 鼻に栓を詰める(30分以上栓は抜かない)
- 鼻血が止まらない場合は耳鼻科に受診する
*頭を下向きにしないよう気をつけましょう。
頭痛の止め方
- 痛む場所を氷枕などで冷やす
- 薄暗い部屋で安静にする
*偏頭痛の場合は予防することが大切です。規則正しい生活を送りましょう。
最後に
今回は、鼻血と頭痛が同時に起こる原因・対処法について解説してきました。鼻血と頭痛が同時に起きたという時には、上記の情報を参考にして、冷静に対処するようにしましょう。