
毎日とても忙しく、ゆっくり休息が取れないという人も多いのではないでしょうか。そんな中、ストレスを感じたり、疲れてくると吐き気が起こることがありますが、どうしてでしょう。今回は、ストレスや疲れで吐き気が起こる原因と対処法をまとめます。
原因は自律神経に?
ストレスや疲れによる吐き気は、場面場面で起きます。ひどく疲れてきたら、吐き気を生じたり、特に、ストレスによる吐き気は、空腹であったり、食べすぎであったりは関係なく、ストレスを感じている時に起こります。
このストレスで吐き気が起こる原因には、自律神経が関わっています。自律神経は、人間の内臓の働きをコントロールする神経で、交感神経と副交感神経の2つがあります。
交感神経は、活動時や日中に優位に働きます。血管は収縮して血圧、心拍数が上がり、体は興奮している状態となります。
一方、副交感神経は、体を休めている時、ゆっくり食事をしている時、睡眠時に優位に働きます。
胃酸を分泌し、腸管運動を活発にします。血管は拡張して、血圧、心拍は落ち着き、リラックスした状態となります。
副交感神経が優位になっている時間は、体を落ち着かせてリラックスすることで、日中のストレス、疲れを癒し、次の日の活力を充電する時間となるわけです。
そして、昼夜逆転などの不規則な生活が続いたり、人間関係や仕事のプレッシャーなどで過剰なストレスがかかったり、過労などでこの2つの自律神経のバランスが乱れると、自律神経失調症を発症し、その症状のひとつとして吐き気を起こします。
疲れによっても吐き気が起こるのも、自律神経の乱れで、疲れがとれなくなって、全身倦怠感と吐き気の症状が出ていると考えられます。
対処法はあるの?
自律神経の乱れは、日々のストレスが発散できず、疲労することによって起きるため、仕事などでは、意識して休息時間をとり、リラックスタイムを持ちましょう。
仕事の休日には、ゆっくり休息するようにしましょう。心地よい音楽を聴いたり、アロマテラピーなど、心と体がリラックスできる方法を見つけると良いですね。
また、食事は1日3回しっかり摂り、睡眠時間をたっぷりとりましょう。食事でカルシウムを積極的に摂ることも良いですね。カルシウムには、精神的なイライラを抑える効果があると言われています。
牛乳やヨーグルトなどの乳製品や小魚など、カルシウムを多く含む食品をメニューに加えてみましょう。
ウォーキングなどの適度な運動も気分をすっきりさせるのに良いです。症状がひどい、また繰り返し起こる場合は、自己判断せずに早期に病院を受診しましょう。
まとめ
仕事でのストレス、人間関係でのストレスなど、現代社会はストレスが多くなっています。現代社会で生きている以上、日々のストレスは、免れません。
この日々のストレスを溜め込まないことが、最大の予防法です。副交感神経が優位になるリラックスタイムをしっかりとって、心身ともにリフレッシュしましょう。