
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で目が疲れているとき、なんだか下まぶたに違和感を覚えたことはありませんか?鏡で見てみると、不規則に短く、ぴくぴくと痙攣していることが分かると思います。今回は、下まぶたが痙攣する原因と対処法についてご紹介します。
原因
下まぶたの痙攣は、目の開閉や眼球の動きを担っている眼輪筋という筋肉に異常な興奮が生じた時に起こるものです。この下まぶたの痙攣を医学用語では「眼瞼ミオキミア」と呼んでいます。こうした目の痙攣には一時的なものと長い間続くものの2種類があります。
一時的なものはスマートフォンやパソコン、テレビ、ゲームなどの画面を長時間見ていたり、読書や勉強などで目を長時間酷使していたり、場合によっては睡眠不足でも起こることがあります。また、コーヒーなどでカフェインを摂ると、強く痙攣が起こることもあります。
加えてストレスによるものもあります。眼輪筋を収縮させる神経はストレスが強くかかると興奮しやすくなり、不必要に筋肉を動かしてしまうことがあります。このとき、下まぶただけでなく、他の顔の部分がピクピクと痙攣することもあります。
その他にも、睡眠薬や抗不安薬を長期間服用している場合にも、同様な痙攣が起こることがあると言われています。
また、目の痙攣が長期間続く場合は、その他の病気の可能性が考えられます。VDT症候群や眼瞼痙攣、片側顔面痙攣などの疾患が疑われ、場合によっては生活に支障が出ることもあります。特に眼瞼痙攣は左右両方のまぶた周辺に同時に痙攣が生じ、進行していく病気です。
自然治癒することはほとんどありませんし、初期症状がドライアイと似ているためになかなか気づかない場合もあります。眼瞼痙攣が進行すると、強制的に目が閉じられた状態になってしまい、何も見えなくなってしまうこともあります。
対処法
一時的なものの場合は、ストレスや疲れが原因となっていることが多いので、まずはゆっくりと休養を取ることをおすすめします。目を休めるために、アイマスクで目を温め、安眠するのも良いでしょう。
あまりに眼瞼ミオキミアがひどい場合は、病院へ行くことをおすすめします。抗痙攣薬を処方されることもありますが、脳腫瘍や多発性硬化症などの深刻な病気のサインとして眼瞼ミオキミアが出現する場合もあるのです。
また、あまりにも長期間下まぶたのピクピクが続く時にも、必ず病院を受診しましょう。眼ではなく、神経や脳に異常がある場合もありますので、「何か変だな?」と思ったら迷わず受診してください。
まとめ
下まぶたがピクピクと痙攣してしまう眼瞼ミオキミア。あなたが気づいていない疲れのサインかもしれません。ゆっくり休息をとりましょう。