
毎日鏡を見ているのにふと気がつくと唇にほくろのようなものがある?こんな所にあったっけ? こすってみても落ちないし、何か付いているような感じがして気になってしまいますよね。女性ならなおのことです。どうして唇にほくろができるのでしょうか?
紫外線
唇は顔の中でも皮膚が薄く、神経が集中している敏感なところです。特に下唇は飛び出ているため紫外線の影響を受けやすく、メラニン色素が一ヶ所に集まってシミができやすくなっています。
突然、唇にほくろが出た場合、薄い茶色をしていたら、ほとんどが紫外線によるシミが原因です。
美容整形でレーザー治療をすると薄くはなりますが、取りきれないとまた出てくることがあります。深く除去しようとすると傷が残る可能性もあるので、数回に分けて取り除いていきます。
一番の予防は日に当たらないことです。しかし、それは不可能なので、外に出るときはUVケアのリップクリームを塗ったり、唇専用の日焼け止めを使うのが良いでしょう。
血豆
唇はデリケートな場所なので、軽い刺激であっても毛細血管が切れて内出血を起こし、血豆ができてしまいます。
赤黒く丸い形をしているので、急にほくろができたものと間違えてしまいます。唇を噛んだりぶつけたりすると血豆になります。
時間が経てば、自然に治っていきます。腫れていたら少し冷やすと良いですが、冷やしすぎは血行が悪くなるのでよくありません。適度に冷やしましょう。
メラノーマ
一番怖いのは、悪性黒色腫とも呼ばれる「メラノーマ」が原因となっている場合です。
メラノーマは全身のどこにでもできる癌なので、唇にできることもあります。目の縁や舌、口の中にもできやすいガンです。
メラノーマは発症すると、数ヶ月で体の他のところに転移する可能性があります。30代以降の人に発生する確率が高くなっています。
ほくろはメラニン色素が集まってできたものです。楕円形や丸型で左右対称のきれいな形をしています。それに比べてメラノーマには、下記のような特徴があります。
- 形が整っていない
- 肌の境界線があいまい
- シミのように広がっている
- どんどん大きくなる
- 内出血を起こしている
- 色にむらがある
このような症状に当てはまるなら、急いで病院へ行きましょう。
その他の病気
ポイツ・イエーガー症候群
腸管ポリープがある場合、唇や歯肉に色素沈着が見られます。
アジソン病
唇や口の粘膜に濃い色素沈着が発生します。疲労感や体重減少、倦怠感、食欲不振などの症状が出ます。
副腎白質ジストロフィー
副腎機能が低下して神経障害が起きる難病です。これも口内や唇に色素沈着が見られます。
まとめ
突然、唇にほくろのようなものが出た場合は、怖い病気が隠れている場合もあるので自己判断せずに一度皮膚科で診てもらいましょう。