
ちょっとした急な動きで脇腹が痛くなる事って時々ありますね。ほとんどの場合は急な動きで内臓が動かされたことによるものであったり、激しい運動などで筋肉が炎症をおこしていたりする事が原因です。
さほど心配ない場合も多い反面、左わき腹付近には重要な臓器も多くそれらに異常をきたしている可能性も捨てられません。
ここでは、左脇腹の激痛の原因と対処法ということで、痛みが伴う病気を3つピックアップして、それぞれ解説していきます。
急性膵炎の場合
原因
左脇腹付近には膵臓があります。その膵臓に炎症が起きると左脇腹に強い痛みが生じます。
膵臓は食べ物を消化するための成分を分泌しているのですが、炎症を起こすとその働きに異常をきたし膵臓自身を消化しようとして起こるのが急性膵炎です。
痛みが起こる場所は左脇腹以外にも上腹部や背中にも及ぶことがあり発熱や吐き気、食欲不振も伴います。
対処法
急性膵炎の原因として過度の飲酒が考えられます。飲酒の習慣がある人や食事のバランスが悪い人は食生活の改善を心がけるようにしましょう。
尿路結石の場合
原因
尿の通り道の「尿路(腎杯・腎盂・尿管・尿道)」に結石ができる病気です。脇腹から下腹部など腹部を中心に激しい痛みが生じます。他に血尿が出たり、腎盂炎を起こし発熱などの症状が出る事もあります。
対処法
日常生活において水分不足やストレス、食事の偏りなどが考えられ予防も出来ますが、出来てしまった結石は泌尿器科での治療が必要です。
結石の大きさによっては尿の回数を増やし自然排石を目指します。結石が大きい場合は手術等の治療が必要となります。
下行結腸ガン
原因
大腸のうちの左脇腹側にある部位を「下行結腸(かこうけっちょう)」といい、上から下に便が移動します。ここにガン細胞ができると左脇腹に強い痛みを起こすようになります。
対処法
ガンは生活習慣や家族性に大きく関連性がありますので、家族に大腸ガンの既往がある場合は定期的に検診を受ける事が重要になります。
また、大腸がんになる原因と考えられている便秘・刺激の強い食事・ストレス・肥満を避けるように心がける事も大事な事です。
まとめ
上記以外にも痛みが起こる原因がありますが、左脇腹の激痛には何かしらの病気が関連していることが多いことがわかります。もし、痛みの原因が病気であれば早期発見は大変重要な事になります。
強弱に関わらず痛みが続くような時は我慢しないで早いうちに病院を受診するようにし、痛み止めを飲んで止めたり、下剤を飲んだりと自己判断することは避けましょう。