
年を重ねると膝に水が溜まる、ということを聞いたことがある人も少なくないのではないでしょうか。しかし、どうして膝に水が溜まるのか、疑問に思ったことはありませんか?
膝に水が溜まっていても気づかないこともありますし、若い人でも水が溜まる場合があります。今回は、膝に水が溜まる原因とその対処法についてご紹介します。
膝に水が溜まる原因
膝関節だけでなく、関節が滑らかに動くための身体の構造として、「関節包」というものがあります。これは関節を包んでいる袋状のもので、中に関節液という液が入っています。
この液体は関節をスムーズに動かす役割だけでなく、関節自体が滑らかに動かせる役目をもち、さらには関節のクッションの役割を果たしている関節軟骨の栄養源になっているのです。
しかし、何らかの原因で関節が炎症を起こすと、炎症を抑制するためにこの関節液が余計に分泌され、膝に水が溜まった状態になってしまうのです。
この膝に水が溜まった状態を「水腫」と呼びます。加齢により関節軟骨が炎症を起こしやすくなったり、関節の病気にかかっていたり、運動中のケガや事故、または長時間の立ち仕事や歩き仕事で膝を酷使してしまうと、膝に水が溜まりやすくなってしまいます。
膝に水が溜まった時の対処法
まず、膝に水が溜まって痛みが生じている場合は、整形外科を受診しましょう。膝に水が溜まっていると診断された場合、多くの医師が水を抜いてくれます。
膝に溜まっていた水を抜くことで、圧迫されていた血流が元に戻り、関節が動かしやすくなるとともに、痛みが軽減します。
しかし、一時的なものなので、再発しないように根本的な治療をしなければなりません。膝の痛みをやわらげたり、関節の病気が原因となっている場合は薬による治療も行われます。
そのほかにも薬物療法として、健康食品などにもよく含まれており、広く知られているヒアルロン酸やコラーゲンを膝に直接注射する方法もあります。
リウマチや変形膝関節症などで関節自体が変形してしまっている場合は、入院や手術が必要となる場合があります。いずれの治療法にしても、専門家としっかり相談した上で治療を進めていきましょう。
まとめ
膝の水が溜まっているときは、その原因を根本から解決しなければなりません。その対処法はその原因によって異なります。まずは病院でしっかりと診断してもらい、自分に合った治療法を選びましょう。