
頭痛は小さい子供からお年寄りまで老若男女問わず起こる症状です。しかし、それが、左側にばかり起こったら何か悪い病気なのではないかと不安になってきますよね。そこで、今回は、頭痛が左側に起こることで考えられる原因を挙げてみたいと思います。
片頭痛
片頭痛は文字のごとく頭の片側部分に痛みを感じることが多いといわれます。片頭痛の原因はいまだ解明されていませんが、気圧の変化や天候、ストレス、ホルモンバランスの変化、自律神経の乱れなどさまざまな原因が指摘されています。
その特徴として、左右どちらかの頭部の痛みや、吐き気、視界が狭まる、音や光に敏感になるなどの症状が見られます。
この他にも、頭痛の原因として、首や肩のコリからくる緊張型頭痛があります。群発頭痛や片頭痛はとくに女性に多いとされ、週に1回から月に1回ほどの頻度でみられることが多いです。
さらに、男性に良くみられるのが、群発性頭痛です。これは、ほぼ毎日同じような時間に激しい頭痛が襲い、日常生活に支障をきたすほどの頭痛に悩まされるのが特徴です。
ほぼ毎日症状が起こるのですが、原因もわかっておらず、治療法としては薬剤の服用や、酸素吸入による血管の安定化が行われます。
神経痛
神経痛は首などの神経が通う頸椎に、ずれや歪みなどの異常が起きているときに痛みを感じます。左側の頭部にある神経にかかわる部位に異常が起きると左脳のあたりの痛みと感じるといいます。
一時的に温めるなどの処置で症状が改善することはありますが、治療法としては、カイロプラクティックや整体、整骨などで根本的な歪みの治療や姿勢の矯正を行うことが必要です。頭に痛みは感じるものの、痛む部位がはっきりしないというときは、この神経痛ではない可能性が高いです。
神経痛でない場合の左側頭部における頭痛の原因としては、「1.くも膜下出血」や「2.髄膜炎」、「3.脳腫瘍」などが考えられます。
1のくも膜下出血は、脳を覆う膜の1つであるくも膜とその下の膜の間で出血がおきてしまう状態です。バットでなぐられたような激しい痛みや意識障害を起こすと言われていますが、なかにはそこまでひどくなく意識もある方もいます。
次に2の髄膜炎は脳を覆っている髄膜が細菌やウイルスに感染することで、激しい頭痛や発熱、怠さなどを引き起こします。治療法としては抗菌療法がとられます。
そして、3の脳腫瘍ですが、脳に腫瘍ができてしまう病気で、頭の一部が重く痛く感じ、何の前触れもなく嘔吐してしまうことが特徴です。とくに頭の後部、朝方に痛みが激しいといわれています。
まとめ
左側の頭痛には、命にかかわるほど心配はない片頭痛や神経痛などと、すぐにでも治療や処置が必要な、くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎などが考えられます。誰にでもみられる症状だからとあなどらず、長引く場合は脳神経外科や内科の受診を早めに行うことをおすすめします。