
鼻の周りにある空洞である「副鼻腔」に炎症が起き、膿や粘液が溜まってしまうことを副鼻腔炎と呼びます。
急性副鼻腔炎は風邪などで一時的に現れ、風邪の症状緩和と共に治っていきますが、副鼻腔炎の症状が長引くと慢性副鼻腔炎、つまり蓄膿症となってしまいます。
鼻水の症状だけでなく、頬や目の周りなど、膿が溜まっている部分に痛みを感じたり、頭痛や発熱を伴うこともあります。
また、蓄膿症を患っている方の多くが悩んでいるのが「口臭」です。今回は、蓄膿症で口臭がする原因とその治し方についてご紹介します。
蓄膿症で口臭がする原因
蓄膿症は鼻の病気なので、口臭とは一見関係ないように思われがち。しかし、蓄膿症で口臭になってしまうケースは大変多いです。
蓄膿症では鼻の奥に膿が溜まってしまい、そこから悪臭が発生します。この時は、臭いを感じる神経がそばにあるため、周囲よりも自分で気づきやすいと言われています。
膿からくる悪臭以上に多いのが、蓄膿症による鼻づまりによって口呼吸になってしまうことが原因の口臭です。
口呼吸がメインになってしまうと、ほぼ口を開いている状態となり、口の中が乾燥している状態になってしまいます。
そうすると、ドライマウスに近い状態になってしまい、口臭の引き金となってしまうというわけです。
蓄膿症による口臭の治し方
蓄膿症による口臭を根治するためには、もちろん蓄膿症を治すことが一番です。
しかし、口臭の原因が必ずしも蓄膿症とは限らないので、専門家には蓄膿症のことだけではなく、口臭が気になっていることもしっかり伝えた方がいいでしょう。
また、自分でできるケアとしては、口呼吸による口の中の乾燥を防ぐことです。こまめに水分を摂取することで、口の中の感想を防ぎ、さらに唾液の分泌を促して口臭を抑えることが期待できます。
ガムなどを噛んで、唾液の分泌を促し、口臭を抑えるのも良いですね。今すぐ口臭を消したいという場合には、冷たいお水や氷が効果的だと言われています。
また、マウスウォッシュやマウススプレーなども一時的に口臭を改善させることができますので、ぜひ活用してください。
まとめ
蓄膿症は放置しておくと、治療が困難になり、最悪の場合手術に至る可能性があります。
また、自己判断で治療をやめると、再発するリスクが高くなりますし、それを何度も繰り返すとより治りにくくなるため、気を付けてください。早めの適切な治療で、短期間での根治を目指していきましょう。