
いつものようにうがいをしていたら血が!見てみたら歯茎から出血してる!焦る人もいらっしゃるかと思いますが、歯茎から出血することはあまり珍しい症状ではありません。しかし危険な病気のサインの可能性もあり、軽視はできません。そこで歯茎から血が出るときの原因や対処法を知っておきましょう。
歯磨き
歯茎の出血でおそらく一番多い原因ではないでしょうか。実は私もつい歯磨きの際に力をいれておこなってしまい、歯茎から出血させてしまうことはしばしばあります。
また、女性だと人によっては生理周期によって歯茎が弱くなってしまう人もいます。
基本的にはしっかりうがいをして暫く刺激しない、すぐに食事をしなければ問題はありません。しかし出血を繰り返す習慣は避けたほうが良いです。
たとえば優しく磨くことを心がける、柔らかい歯ブラシにする(獣毛歯ブラシは歯茎の刺激バランスが最適だそうです)、電動歯ブラシもおすすめです。
抜歯後の出血の可能性
乳歯が抜ける、もしくは矯正といった治療における抜歯後は、数日たっても出血する場合が時々あります。抜歯後は腫れの収まりが遅いためといわれていますが一週間以上続く場合は検診の際に相談しましょう。
妊娠性歯肉炎・歯周病など炎症が原因の場合
妊娠期、人によっては生理期は歯肉が腫れやすくなり炎症が起きることで出血する場合があります。
また歯周病は歯肉や歯槽骨の炎症のため症状として出血はとてもよくあります。歯槽の炎症は実は痛みがありません。そしてそれが歯周病に気づきにくい原因でもあります。
もし何もしてないのに出血がみられる場合に一番多い原因は歯周病と考えられます。重症化する前に歯科医への診断をお勧めします。
歯茎からの出血が症状である病気
ほかにも歯茎からの出血がサインである危険な病気は多々あります。特に出血の収まりが遅い、血が止まらないなどといった症状は血液の病気である可能性が高いため治療に時間がかかる場合があります。
白血病
いわずと知れた血液の癌。特に腫れが見られない、ほかの部分も出血が止まらない、高熱があるなどといった症状があります。
血小板減少性紫斑病
血液を凝固させる血小板が少なくなる疾患です。歯茎からの出血や鼻血のほか、手足にあざが出来やすくなる、傷がふさがるのが遅い、などといった症状もでてきます。
血友病
血液を固めるための成分が減少する病気です。こちらは歯茎の出血や鼻血が主な症状です。
最後に
上記のように、歯茎からの出血は血液系の重い病気の症状として現れます。これは歯茎が比較的デリケートな部分だからと考えられます。
痛みの有無関係なく大量の出血は大変危険です。すぐさまかかりつけの歯科医に相談しましょう。(危険性が強い場合は優先して治療してくれる場合もあります)