
生理の期間でもないのに出血があると、なんだか不安になってしまいますよね。この症状を医学的には不正出血と言います。今回は、この不正出血と生理の違いや、生理前・生理後でも違いがあるのかについても紹介していきます。
目次
不正出血と生理の違い
不正出血の場合、出血量が毎日変わることがありません。4-5日経ってから出血量が増えることがあります。
生理以外に女性器から出血することです。原因はホルモンのバランスが崩れていることや、何らかの病気が考えられます。
ホルモンのバランスの崩れ
機能性出血と言い、「無排卵生理(ダラダラと出血が続く)」や「黄体機能不全(生理前に少量の出血が続く)」などがあります。
脳下垂体や卵巣などのホルモン分泌が関係している器官の働きが落ちているなどのトラブルが考えられます。
考えられる病気
子宮内膜炎や子宮筋腫、子宮がん、膣炎など子宮や膣の病気(器質性出血)が考えられます。
子宮頸管ポリープや膣炎などがあると、性交時に出血することがあります。生理の場合、初日はそれほど出血量がありません。2-3日目に出血量が多くなります。(個人差があります)
生理の時の出血は、子宮内膜がはがれて溶けたものです。女性ホルモンによって起こることです。同じ出血でも、いつ出血量が増えたかを把握しておくと見分けることができます。
生理前・生理後の出血の違い
生理前の不正出血
ほとんどの場合はおりものに少量の血液が混ざっている程度です。
ホルモンバランスの乱れ
生理前は一時的にホルモンが減少し、生理が引き起こります。しかし、ホルモンバランスが乱れると一時的にホルモンが減少して、体が生理だと判断するため、生理予定日より早く出血します。
生理前の性交渉
生理前は子宮が充血しやすいため、強い刺激によって出血する場合があります。場合によっては、子宮頸がんが原因で出血している場合もあります。
出血することが多いようでしたら、早目に受診をしましょう。子宮頸がんは妊娠や出産に関わってくる可能性があります。
排卵出血
生理と生理の間くらいに排卵は行われます。卵子が排出される時期に分泌される「卵胞ホルモン」が一時的に減少することで排卵出血が引き起こされます。排卵ホルモンの減少が激しいと出血量も多くなります。
着床出血
生理予定日の一週間前に起こる出血は、着床出血の可能性があります。受精卵が着床する時に絨毛が子宮内膜に引っ掛かることで出血します。
着床出血は50人に1人の割合で起こる出血なので、出血していないからと言って着床をしていないわけではありません。また、出血と共に腹痛も伴うことがありますが、流産の予兆ではありません。
*生理前の出血が鮮血の場合は何らかの病気が関係していることがあります。
生理後の出血
鮮血の場合が多く、生理前と違って何らかの病気が原因の場合が多いです。
骨盤の歪み
年齢とともに体が老化します。骨盤の歪みがあると生理の時に骨盤が十分に開かなく、生理の時に経血がスムーズに排出できないので、生理後も出血が続きます。
更年期・ホルモンの乱れ
身体に大きなストレスを感じるとホルモンが乱れて出血が起こります。また、体が極端に冷えた時や更年期の場合も出血が起こります。症状は一時的で治まりますが、長引く場合は病院を受診しましょう。
病気の場合
子宮筋腫や子宮のがんの症状で出血が起こっている場合があります。ほとんどの場合は鮮血が見られることが多いですが、色や量は人それぞれなので出血が気になる場合は病院で診てもらいましょう。
生理前・生理後での不正出血の違いは量や色などがあります。また、出血の時期によっては、病院受診をしなければならない場合があるので、出血の色や量、出血した時期などを明確にすることが必要です。
まとめ
今回は、不正出血と生理の違いなどについて見てきました。少しでも不安があるようなら、病院で診察を受けるようにしましょう。