
耳垢が溜まっているとかゆみが出たり、なんとなくスッキリしなくて、綿棒などで耳掃除をしますよね。そんな時に、耳垢が多かったり大きかったりすると、何かの病気ではないかと心配になることもあります。そこで、今回は、耳垢が多い時や大きい時に考えられる原因や対処法についてまとめたいと思います。
耳垢が多い原因は?
耳掃除をしたばかりなのにすぐにかゆくなる、ちょっと綿棒で触っただけでポロポロと耳垢が取れるなど、耳垢が多いくなる原因は何でしょうか?
耳掃除のしすぎ
「かゆいから耳掃除をして、また、かゆいから耳掃除をする」という耳掃除の繰り返しが耳垢の量を増やしてしまうことがあります。
なぜかというと、耳掃除をする際に綿棒や耳かきで耳の中の表皮を傷つけてしまい、それが剥がれたり、傷を治そうと出てきた分泌物が固まることで耳垢が増えてしまうからです。
環境によるもの
チリやホコリの多い環境で過ごしていると、それらが耳の奥まで入ってこないようにするために分泌物が増えて、耳垢も増えます。
耳垢が大きい原因は?
あまり他人のものと見比べることがない耳垢ですが、いつもよりも大きな耳垢が取れると驚きますよね。ここでは、その原因を探っていきましょう。
新陳代謝の活発化
大きな耳垢は、特に乳幼児に見られることが多いです。その原因として考えられるのは、新陳代謝の活発化によるものです。新陳代謝が活発であると分泌物もさかんに出ますので、耳垢も多くなり塊となります。
耳垢栓塞によるもの
耳垢は通常は自然と排出されますが、うまく排出されずに耳の奥で固まって大きくなる「耳垢栓塞」という症状が原因のこともあります。
どう対処するのがいいの?
耳垢が多くても大きくても、それがいきなり重大な病気になるということはありませんが、耳掃除のしすぎはどちらにとってもよくありません。
耳の中の皮膚を傷つけてしまい、炎症を起こしたり、そこからばい菌が入ったりすると大変です。ですので、すぐにできる対処法としては、耳掃除をしすぎないことです。
また、耳掃除をする場合には、綿棒や耳かきでグイグイと力を入れずに優しく、手前の方を拭うようにしましょう。奥に押し込んでしまうのも避けましょう。
大きな耳垢が奥にある場合や小さなお子さんの場合、自分で無理に取ろうとするとかえって悪くなることもありますので、そのような時は耳鼻科を受診しましょう。
「耳垢程度で耳鼻科受診なんて!」と思うかもしれませんが、耳鼻科の医師の中にも耳掃除は耳鼻科ですることを推奨している人も多いですよ。
まとめ
耳掃除は、癖になってしまい、毎日しないと気が済まないという人も中にはいますが、それがかえって耳垢を増やしたりする原因になるのです。本来ならば耳垢は自然と排出されますし、耳垢には耳を保護する役目もありますので、適度な耳掃除を心がけましょう。