
一度くらい、なぜか耳垢の話で盛り上がった経験はありませんか?たかが、耳垢、されど耳垢です。耳垢のタイプであなたの体質まで分かる事もありますよ。
今回は、そんな奥の深い耳垢についてのお話です。あなたの耳垢はどんなタイプですか?ここでは、湿性と乾性に分けて紹介していきたいと思います。
耳垢ってそもそも何か?
耳垢というのは、字のごとく、耳の中の皮膚から出た垢なのですが、ワキガでお馴染みの「アポクリン腺」という汗腺が耳の中にもあり、そこから分泌されたものが耳の中のゴミと混ざって外に排出されたものを言います。
ただのゴミかというと、そうではなくきちんとした存在理由があります。耳垢があることで、外からの虫の侵入を防いだり、乾燥を防いだり、耳の奥を守ったりしています。また、分泌物の中には殺菌作用のある物質も含まれているため、抗菌効果もあります。
湿性タイプの耳垢は?
日本人では少数派の湿性タイプの耳垢は、ベタベタとしています。このタイプは白人や黒人の場合、9割以上を占めます。
ですので、湿性タイプの耳垢の人は、もしかしたらルーツが欧米やアフリカなどの地域、もしくは古代から日本にいた人種なのかもしれません。世界的に見ると、湿性タイプがほとんどです。その理由は、湿性タイプの耳垢が優性遺伝であるためです。
また、湿性タイプの耳垢の人は耳かきではなかなか耳垢が取れないかと思います。湿性タイプの耳垢の人には綿棒での耳掃除が効果的です。
さらに、湿性タイプの耳垢の人の特徴として、体臭が強い傾向にあると言われています。その理由は、耳垢が湿性ということは分泌物の出るアポクリン腺が活発ということだからです。
湿性タイプの耳垢の人がみんなワキガということはありませんが、体臭に気をつけられると良いかと思います。
乾性タイプの耳垢は?
乾性タイプの耳垢とは、水分が少なくカサカサとしていて、粉っぽい耳垢です。なんと、日本人の8割近くがこの乾性タイプです。また、中国や韓国なども同様です。
これは日本人のルーツによる遺伝です。日本人は古代、お隣の中国大陸から渡ってきた人種をルーツにしている人が大半です。
乾性タイプの耳垢が多いため、昔から日本では耳かきの習慣があります。カサカサとしていて取れやすいため、先がスプーン状になった耳かきを使うと耳垢が取れやすいのです。
逆に、綿棒を使うと、綿棒で耳垢を奥に押し込んでしまうため、あまりよくありません。綿棒で耳掃除をする際は、あまり奥まで押し込まずに入口付近を拭う程度にする、濡れた綿棒を使うなどの工夫をしましょう。
まとめ
いかがでしたか?耳垢一つにも、私たちのルーツが隠されているのは面白いですね。また、耳垢にも役割があることもお分かりいただけたと思います。どちらのタイプの耳垢も、耳掃除のしすぎは耳の炎症を起こすこともあるため、気をつけましょう。