
ぷにぷにとして柔らかい耳たぶ。しかし、耳たぶが腫れて痛みがあると気になって触ってしまいがち。そもそも、耳たぶが腫れたり、痛みがあったりする原因は何なのでしょうか?ここでは、耳たぶが腫れて痛みがある時の原因についてまとめていきたいと思います。
虫刺され
子どもの耳たぶに腫れや痛みが生じている場合、最も強く疑われるのが虫刺されによるものです。耳たぶを虫に刺されると、その部分から炎症が広がります。
これは、耳たぶの部分に皮下組織が少なく、軟骨を覆う軟骨膜という膜に炎症が及んでしまうことが原因です。この部分に炎症が起きると、治りにくいのも特徴です。
外傷
スポーツ選手、特に柔道やレスリングなどの武道や格闘技を行う方に多く見られるのが、外傷による耳たぶの腫れです。
痛みはないことの方が多いようですが、赤くなることもあります。耳の部分に怪我をすると、耳が腫れてその部分の皮膚の下に血が溜まる「耳介血腫」が起きるのです。
耳介が腫れて痛みや赤みがひどいときは、「耳介軟骨膜炎」のおそれがあります。軟骨に炎症が及ぶと、痛みがひどく強くなります。
悪化すると変形するおそれもあります。ヘルメットの着脱やピアスによる刺激に菌が感染することによって起こります。
ウイルス
耳たぶが痛痒く、腫れている場合はウイルスなどの感染による炎症が疑われます。原因が見当たらない場合は、帯状疱疹なども疑われます。
皮膚炎
ジュクジュクした皮膚が特徴の湿疹が耳たぶにできることがあります。外耳道の入り口の部分の皮膚に刺激を与えると赤くなり炎症が起きます。
その後、ぷっくりと盛り上がった湿疹のようになり、水疱・膿疱になっていき、次第にジュクジュクしてただれたような皮膚になっていきます。外耳道の入り口部分から炎症が広がり、耳たぶに及ぶことも少なくありません。
腫瘍
耳たぶの皮膚の中に何かぐりぐりしたしこりがあるような感じがする場合は、皮膚の良性腫瘍が疑われます。自然に消えることは稀で、少しずつ大きくなっていくことがほとんどです。
この腫瘍が感染・炎症を起こすと腫れたり、痛みが生じたりします。多くの場合は、切除することで治癒します。慢性化してしまうこともあり、化膿することもありますので、専門家の指導に従うことが大切です。
まとめ
耳たぶが腫れて痛みがある場合、さまざまなことが原因となっているのですね。耳全体に影響している場合も少なくないので、気になったらすぐに病院を受診するようにしましょう。