
ヨーグルトは、腸内環境を整え、腸を健康に保つのにとても良い食品です。便秘改善には、ヨーグルトを積極的に摂ると良いといわれますが、下痢の時はどうなのでしょう?
ヨーグルトを食べたら下痢をした!なんて話も聞いたりします。今回は、下痢の時にヨーグルトは効果的なのか?それとも危険なのかをまとめます。
下痢とは
腸は蠕動運動をしながら、栄養や水分を吸収したり、体の老廃物を排泄する働きをしています。
なんらかの原因で腸の動きが活発になりすぎたり、吸収する機能が悪くなったり、腸の分泌液が多くなったりすることにより、便中の水分が通常よりも多くなり下痢となります。
下痢には、急性下痢と慢性下痢があります。
急性下痢は、ウイルスや細菌に感染することによる下痢や暴飲暴食などで消化不良による下痢をいいます。1日に数回から数十回トイレに行きたくなりますが、大体2週間以内には治まります。
慢性下痢は、2~3週間以上下痢症状が続きます。主に、ストレスが原因で、通勤・通学途中、重要な会議や商談中にお腹が痛くなる「過敏性腸症候群」が慢性下痢になります。
下痢の時にヨーグルトは効果的?危険?
結論から言いますと、下痢の時にヨーグルトを食べることは、下痢の改善に効果的です。ただし、食べるタイミングや食べ方に注意が必要です。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、腸内で善玉菌が増えるのを助け、腸内環境を整えて、便秘や下痢症状を改善に導きます。
下痢のタイプによって食べるタイミングが異なります
急性下痢の場合は、症状が激しい間は、活発になりすぎている腸を休める必要がありますので、ヨーグルトのみならず、固形物の摂取は控えて、経口補水液やスポーツドリンク、湯冷ましなどで水分補給をしっかりします。
症状が落ち着いて、おかゆややわらかいうどんなどが食べられるようになる回復期に入ったら、ヨーグルトを食べると良いです。ヨーグルトが腸内環境を整えることで、免疫力がアップして回復が早くなることが期待できます。
慢性下痢に対しては、腸内環境を常に正常に保つことが予防にも繋がりますので、毎日ヨーグルトを食べ、習慣化すると良いですね。
下痢の時のヨーグルトの食べ方
ヨーグルトは、通常、冷えたものを食べることが多いですね。しかし、下痢をしている時は、胃腸が荒れて刺激に敏感になっています。そこへ冷たいものが入ってくると腸を刺激して下痢を助長してしまいます。
そこで、ヨーグルトを食べるときは、一口食べては口の中で溶かしながらゆっくり食べるようにしましょう。
その他、ホットヨーグルトという食べ方もあります。ただ、アツアツにしてしまうと、せっかくの善玉菌が死んでしまいますので、人肌またはそれより少し温かいくらいに温めていただきます。
*耐熱容器に入れてレンジで1分くらい温めます。(レンジによって温め時間は異なりますので調節してください)
まとめ
ヨーグルトは、腸にとっても良い食品です。下痢の時も食べると良いタイミングでヨーグルトを食べて、下痢からの回復を助けましょう。
ヨーグルトには、いろいろな種類がありますが、ヨーグルトに含まれている乳酸菌と腸内の善玉菌との相性があるようなので、相性の良いヨーグルトを探してみると良いですね。