
風邪やアレルギーでもないのに咳が続く。病院に行って検査を受けたのに咳が治らない。このような経験をされた方、もしくはしている方はいらっしゃいませんか?
その咳、じつはストレスが原因となって起こっている可能性があります。
そこで今回は、ストレスによって起こる咳の原因と対処法をお教えしたいと思います。
ストレスによる咳の原因
咳というと、ウイルスや細菌に感染するなどして起こる咳や、喘息、アトピーなど持病によるもの、または花粉などアレルゲンが原因となって起こるものというイメージが強いかもしれません。
人間の体が咳をするのは、上記のような異物が侵入した際に体外へ排出しようとして起こる自然な防御反応です。したがって、咳が長引くと何かの病気や感染ではないかとまっさきに疑うのは当然だと思います。
しかし、いざ病院に行って精密に検査をしてもらってもとくに異常が見つからないなんてことも少なくありません。そのような場合、ストレスが原因となって咳が現れていることが考えられます。
ストレスで咳とは意外に思われるかもしれませんが、ストレスは心への影響だけでなく、実際に体の不調をもきたす十分な原因となりえます。最近よく耳にするようになった自律神経失調症は、ストレスなどが原因となり、頭痛や吐き気、めまい、手のふるえなどさまざまな身体的症状を引き起こすことで知られています。
さらに、ストレスを感じることで、体のリズムが失われ、睡眠不足や食欲の減退を招き、免疫力が下がってしまい、咳も含む身体的な症状となって現れることがあるのです。
ストレスによって起こる咳の特徴は、風邪のそれとは異なり、コンコンという乾いた咳であったり、痰をからんでいない、喉の痛みはないなどが挙げられます。
ストレスによる咳の対処法
では、ストレスによって咳が出てしまう場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。まずは原因となっているストレスを排除する、が先決ですが、ストレスは日々のあらゆるシーンで受け続け、すべてを排除することは不可能にも近いといえます。
仕事に、家事に、家族関係、友人関係、そのほか人間関係など人それぞれ抱えているストレスは多岐にわたります。そこで筆者がおすすめしたいのは、物事の受け止め方に変化をもたらすことです。
ストレスはさまざまな所に潜み、受けたくなくても社会とかかわって生きていくうえでは、知らず知らず浴びてしまっているものです。そんな時、マイナスにとらえてしまったり、悪い方へと考えてしまったり、自分を責めてしまったりしないようにしましょう。
同じ状況であってもストレスを感じにくい人と、感じやすい人、捉え方はさまざまです。ある人との関係においても、あなたはとっても悩んでいるのに、相手は気にもしていないだなんて何だか悔しくもありますよね。
そこで、あなたも気楽に捉え、ストレスとなる事象はあなた自身を否定するものや出来事ではないとスルーすることも一つの手です。とやかく考えずに頭の中をシンプルに、今起こっていることで、例えば、風邪が吹いている、今日の空気は湿っぽいなど客観的に自分に起きていることだけを見つめてみると意外とストレス解消になるかもしれません。
また、こうした考え方のほかにも、暖かいお風呂に入る、あまりに眠れない時はホットミルクを飲んだり、目を温めてみる、ラベンダーなどリラックス効果のあるアロマを炊いてみる、きれいなキャンドルの火をぼーっと見つめるなど、面倒かもしれないですが、そんな時間が心のゆとりにつながり、症状の改善をもたらしてくれるものです。
まとめ
ストレスによって起こる辛い咳の症状。検査をしてみても原因が特定されず、ストレスだと診断されてしまったら、自分をいたわって心を開放してあげる時間を設けてみましょう。