
辛い咳の症状。ただの風邪だと思っていたら、長引いてしまい早く止めたいと思われる方も多いと思います。
咳が続く原因にはさまざまなことが考えられますが、なかでも今回は、アレルギーによる咳の原因と対処法をご紹介したいと思います。
アレルギーによる咳の原因
まず、なぜアレルギーによって咳が起こるのかをご説明します。
咳とは本来、鼻や口などからほこりや花粉、煙といった異物が侵入することで体が反応し、それら異物を体外へ排出しようとする作用で起こる自然な働きです。そして、これはアレルギーにおいても同様のメカニズムで咳が生じます。
アレルギーの原因となる物質は人によりさまざまですが、花粉やほこり、ハウスダスト、黄砂、カビ、食べ物などが引き金となり、それらが喉に侵入することで咳が起こります。
アレルギーによって生じる咳は、ウイルスや細菌が原因となって起こる風邪の咳とは異なり、以下のような特徴が多くみられます。
- 乾いたような咳
- 夜から朝方にかけて症状が辛い
- 長引いて起こる
- 喉の痛みよりかゆみを感じる
- 鼻がつまっている
- 鼻水はドロドロというよりはサラサラしていて、無色透明
アレルギーによる咳の対処法
では、アレルギーによる咳はどのようにしずめれば良いのでしょうか。
まずは、3週間以上から咳が続くなどの症状がみられ、アレルギーが疑われる場合は、肺の機能の検査や血液検査によってアレルゲンとなる物質の特定が大切です。
その検査のなかで、花粉やほこり、ハウスダストなど環境にかかわる物質が原因の場合は、それらのアレルゲンを極力排除するように心がけましょう。
室内や寝具はこまめに清掃し、空気清浄機を使用する、加湿器を使用するなどして空気中のアレルゲンをなるべく取り込まないようにしましょう。
また、食べ物によって起こる場合も、特定できた食べ物は控え、バランスの良い食事をとり、睡眠も十分に確保することで免疫力を高めることが大切です。
また、アレルギー性の咳が起こる方は、後鼻漏(こうびろう)という就寝中に鼻水が喉へ流れ込むことによって痰混じりの咳をもつ方も少なくありません。
こうした症状が見られる方は、水分をこまめに摂取し、手洗い、うがいによってアレルゲンを体内に極力入れないようにすることが大切です。
まとめ
辛いアレルギーによる咳の症状。放っておいても原因物質を特定して排除していかなければ、症状は改善するばかりか、長引いてしまう可能性もあります。
我慢せずに3週間以上咳が続くという方は、呼吸器科や内科、アレルギー科の受診を早めに行ないましょう。