
子供の足の裏に、魚の目のようなタコのようなものができてしまったことはありませんか?実はこのタコ、魚の目でなくイボである可能性があります。
このようにそのイボが何かによって治療法も異なってきます。しっかり見極めて正しく治療する必要があります。今回は、子供の魚の目の原因と対処法を紹介したいと思います。
子供の魚の目の原因
足の裏に、タコや魚の目が出来ていると思っていても、イボである可能性があります。しかも見た目は横から見ても上から見てもあまりわかりません。
実は15才以下では、ほとんどイボであることが多いです。また、10才以下だと、まずイボと考えてよいでしょう。
魚の目やタコは、靴などをはいて長時間歩いたり運動したりすることによって刺激や圧迫されてできます。しかし、子どもの足の裏の皮膚は薄く柔らかいので、魚の目やタコはできません。
よって子どもの足の裏にできる硬いできものは、イボであることがほとんどです。イボは皮膚の小さな傷などにウイルスが入り込むことが原因でできます。
ウイルスが原因であるため、手で触ったりすることで、指先や他の体の部位や他の人にもうつることがあります。このイボは、一見、魚の目やタコのように見えます。
ですが、これは「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」というウイルス性感染症の可能性が高いのです。そのままにしておくと大きくなったり増えたりして、他の人に移してしまうこともあるので要注意です。
尋常性疣贅は、ウイルスの一種である「ヒト乳頭腫ウイルス」が皮膚に感染してできます。通常皮膚は免疫の働きなどによってウイルス感染から守られています。
しかし、小さい傷が出来たり免疫力が低下すると、感染症にかかりやすくなったり、さらに悪化したりします。ですから、病気などにかかって免疫力が低くなっている時が特に注意が必要です。
アトピー性皮膚炎や免疫を押さえるような治療を受けている時、皮膚のバリア機能が落ちている時にも注意する必要があるでしょう。
子供の魚の目の対処法
先ほども紹介しましたが子供の魚の目は尋常性疣贅というウイルス性感染症である可能性が非常に高いです。この尋常性疣贅は皮膚科の病院で治療をすることができ、主な治療法は以下の通りになっています。
- 先端を細くした綿棒に液体窒素を含ませ、5〜10秒間、患部に軽く当て溶かします。
- 凍らせた患部が溶けたあとに水ぶくれができます。しばらくするとかさぶたができ、次第に治ります。
- 1回の治療で治ることもありますが、通常は1〜2週間間隔で数回くり返します。
まとめ
子供の場合、魚の目と思っていてもウイルス性の感染症である可能性もあります。個人での判断は難しいため、かかりつけの病院で適切な診断・治療を受けましょう。