
風邪のシーズンに限らず日頃から鼻腔内の清潔を保ち適度に潤いがある状態は鼻や喉を守るために非常に意義のあることです。そんな鼻・喉の状態を保つ方法に鼻うがいがあります。ここでは、鼻うがいと副鼻腔炎の関係性について見ていきます。
副鼻腔炎とは
副鼻腔炎の症状は人によって多少の差異はありますが、一般的に次のようなものが挙げられています。
- 痰のようなドロドロした鼻水が鼻の奥や口から出てくる。
- 濃い黄色い鼻水が出てくる。
- 食事のにおいや味が分からない、臭覚障害が起きる。
- 鼻がいつも詰まっている感じがする。
- 口で呼吸するが、呼吸がしにくい。
- 頭痛、思考力低下、集中力の欠如。
- 顔や歯も痛みを感じる。
- 鼻の奥に膿が溜まるため本人はもとより、周囲の者にも臭さが感じ取れる。
- 気分が重ったるく熟睡できない。
- 鼻をかんでもかみ切れずに、ネバネバした鼻水が残ってスッキリしない。
鼻うがいで期待できる効果は?
鼻腔内の粘膜にこびりついているウイルスやアレルギー性物質等は、鼻をかんだり、吸引しても全てを排出することは困難です。
ですが、鼻うがいでは小さな腔にある膿なども鼻水とともに流れ出てくるので、副鼻腔炎の特徴である鼻詰まりは、鼻うがいで解消されます。
その結果、鼻腔内はスッキリして空気の通りもよくなり、適当な潤いも加わるので不快感もなくなります。
ですが、あくまでも症状の改善・予防に効果があるだけで、根本的な治療ではありません。
鼻うがいで完治はありえる?
初期段階では、鼻うがいで完治することは可能です。 ただし、一見完治したように見えても、何度も再発を繰り返すことがあります。
また、先天的・体質的に鼻が弱いということはありますが、それが原因で治らないということではありません。
副鼻腔炎にかかっている方は、体力や免疫力が弱かったり、身体の血行が悪く冷え性で風邪を引きやすかったりすることがあります。
また、かかりやすい人は比較的甘いものや脂っこいものを多く摂っているというデータがあります。
もちろん個人差もありますが、食生活を改善し、ストレスを溜めないこと、マスクを着用して大気汚染を防ぐこと、鼻うがいと合わせて喉うがいを行うことを徹底すると良いでしょう。
そして、完治したように思えても、油断せずに定期的に耳鼻咽喉科で検査を受けるようにしてください。
まとめ
副鼻腔炎はきちんと治しておかないと慢性化しやすい病気でもあります。重症になると濃い鼻汁が喉の奥の方へ流れ、気管支炎や慢性咽頭炎、胃腸障害といったものを起こすこともあります。できるだけ早く、耳鼻咽喉科で検査を受けることをおすすめします。