
あなたは目の奥が痛むような頭痛を経験したことありませんか?目と脳はとても近くに存在し、目の奥で痛みを感じるけれど、実際の原因って何だろうと疑問に感じられたかと思います。そこで、今回は、目の奥の痛みや頭痛から考えられる原因についてお話します。
目次
考えられる原因は?
目も頭も、遊ぶに行く時も、仕事をする時も、リラックスする時もいつ何どきでも痛いのは困ります。目や脳には大切な働きをもつ血管や神経が通っているため不安にもなりますよね。以下に考えられる原因のいくつかを挙げてみます。
片頭痛
圧倒的に女性に起こる割合が多いと言われています。天気の悪い日に起こったりと、頻度に特徴がある方もいるようですが、原因は未だ不明です。ちなみに、片頭痛の原因としては、「三叉神経が関係している」という説が有力なようです。
三叉神経は脳内の神経の中でも、とても大きい神経の1つで、顔への感覚を司る働きがあるため、この神経が血管の膨張などで圧迫されることで、目の奥に痛みを感じることがあるようです。
群発頭痛
こちらは男性の方が起こりやすいです。原因は不明ですが、こちらも血管の拡張による神経圧迫による痛みではないかと言われています。
その名の通り、一度起こると同じような時刻に継続的に生じるため群発頭痛と呼ばれています。ひどい痛みが1か月以上続くこともあるようです。
眼精疲労
パソコンやスマホ、読書、ゲーム、テレビなど身の回りには目を酷使するシーンがたくさんあります。こうしたものに絶え間なくさらされていると、眼精疲労が起き、頭痛を伴うことがあります。
また、ピントの調整を行うのが、目の中にある水晶体上下に存在する毛様体筋です。この働きをつかさどるのが自律神経なのですが、ストレスなどによって、自律神経の働きが低下するとピントがうまく調節されず、余計に眼精疲労を増してしまうことがあります。
副鼻腔炎
蓄膿症とも呼ばれている、副鼻腔に膿が溜まる病気です。顔には鼻の左右や眉間、額など、空洞になっている部分があるのですが、ここに膿がたまることで炎症が起きて痛みを誘発します。
緑内障
視神経が障害を受けることで、視野が狭くなる、眼圧が上がるなどの症状が出る病気です。眼圧が変化することに伴って頭痛が起きることがあります。
それぞれの対処法は?
原因は他の症状とも合わせてみなければ特定できませんが、病院に行く前に思い当る原因があったら、次のような対処法をとってみてください。
片頭痛の場合
光や音に敏感になることもありますので、なるべく静かにしてテレビやスマホは控えて、鎮痛剤を服用しましょう。そして、暗い部屋で睡眠をとるなど、リラックスした状態で過ごすことが大切です。
群発頭痛の場合
こちらも毎日起こることもあるので、市販の内服薬では対処は難しいのですが、頭痛外来で自分に合った薬を処方してもらう、群発頭痛の8割の方に効果があるとされる酸素吸入を行う、群発頭痛を誘発するアルコール・喫煙をやめるなどです。
眼精疲労の場合
目に疲れをためないよう、目の周りをやさしくマッサージしたり、水で濡らしたタオルをレンジで30秒ほどチンして目の上に置くなど、血流をよくするように心がけましょう。また、ストレスも眼精疲労の原因になりますので、ストレスをためないように無理は禁物です。
副鼻腔炎の場合
頭痛以外にも下を向くと顔が痛い、鼻水が多い、嫌なにおいがするなど、副鼻腔炎が疑われるときは、耳鼻咽喉科に行き、抗生物質や鼻水の吸引を行ってもらいましょう。そして、風邪の時にウイルスがこれ以上侵入するのを防ぐためには、鼻をすすらず、かむようにしてください。
注意が必要な症状は?
目の奥の痛みや頭痛の他に視野が狭い、歪んで見えるなど他の症状があるときは、すぐに眼科を受診してください。現段階では、完治する治療法はありませんが、進行を遅らせる、管理するという方法がとられます。自然治癒はありませんので、早めに病院に行くことが大切です。
まとめ
ひとことに目の奥の痛みといっても、脳の血管やウイルスの侵入、目の病などさまざまな原因があります。目の奥の痛み以外の症状と照らし合わせて、考えられる病気の原因に対処できるよう、いずれも早めの対策をとって、痛みからのストレスを解放してくださいね。