
季節の変わり目や寒い日の夜などに、咳が出て止まらないことがありますか?
それはもしかしたら喘息の症状かもしれません。喘息にはどのような薬がよいのか、今回は喘息の市販薬について調べてみました。
喘息とは
喘息は気管支喘息とも言われます。気管支が過敏になると、気管支が細くなるため、急に息苦しくなり呼吸するたびにヒューヒュー、ゼーゼーと音がします。
最近では気管支が慢性的に炎症を起こすことで、気道が狭くなったり過敏になってしまって起こるのではないかと考えられています。
この炎症が繰り返すし起こることで胸が痛くなったり、苦しくなったりします。呼吸困難を起こした状態を喘息発作と呼びます。
喘息の治療法
喘息治療の中心は、気道を広げて炎症を抑えることにあります。
以前は気道をひろげる効果がある気管支拡張薬が治療の中心でしたが、喘息の原因が気道の炎症とわかってから、 抗炎症作用が強く副作用の少ない吸入ステロイド薬が中心となってきました。
しかし気道が狭くなっている時には、今でも気管支拡張剤の吸入薬を使うことももあります。
その他にも徐放性テオフィリン薬や抗アレルギー薬などを併用することもあります。
喘息の咳と市販薬
喘息の治療は、基本的には内科か呼吸器科などの病院での治療になります。
市販薬の使用は、喘息の症状が毎日の治療薬なしで安定していて、年に数回程度しか咳が出ることがないような軽い場合のみ対処療法として服用する程度にしてください。
喘息と言う表記のある市販薬は咳止めとなり、喘息傾向の咳に効果があります。
軽い喘息の咳に効果が期待出来る市販薬を、漢方薬を中心にみていきます。
麻杏甘石湯
胃腸が丈夫で切れにくいタンが絡み、タンが出るまで咳き込むような時や喘息発作の時に効果があります。
気管支からゼーゼー、ヒューヒューと言う音がするようなときに使います。小児や乳幼児の喘息にも効果があります。
麦門冬湯
タバコの煙や、冷たい空気を吸い込むなどの、少しの刺激でも咳込みやすい人に効果があります。
急に咳込み出すと自分で止められず、吐きそうになるような時にも使えます。タンはほとんど出ない人に使われます。
小青竜湯
薄い鼻水のようなタンがたくさん出て、気管支からゼーゼーする音がする時に効果があります。タンの量が比較的多い人に使えます。
柴朴湯
発作のときに使います。まず息苦しい感じで始まり、不安が強くなるとその症状を強く感じます。
発作がないときでも、長く飲むことで体質改善できることもあります。
アスクロン
メトキシフェナミンという成分が含まれているため、気管支拡張作用があります。痰をきれやすくして、呼吸を楽にしてくれます。
ミルコデシロップ
子どもから使用することができます。これも気管支拡張作用があります。痰をきれやすくする生薬が配合されています。
最後に
市販の薬を利用するときは、薬局などにいる薬剤師さんによく相談してから購入するようにしましょう。
症状がひどい時は、速やかに病院を受診してください。