
普段何気なく歩いたり走ったりしている私達ですが、突然、足首が痛くなって、歩けなくなると大変です。仕事や学校に行けなくなるのはもちろんですが、日常生活もできなくなってしまいます。
足は常に全体重を支えています。中でも足首はたくさんの関節でできていて複雑な構造になっています。そのため関節部分に負担がかかりやすく、炎症も起きやすくなっているのです。
そんな足首を大切にするために足首の疾患にはどんなものがあるのか、原因は何なのか、そうなった時の対処法もあわせて知っておきましょう。
目次
外傷性なもの
まずは、外傷性のものを紹介していきます。自分で治すことができるものもあれば、病院に行く必要のあるものもあるので、症状に応じて判断しましょう。
捻挫
スポーツでの切り返しや、段差を踏み外したりして足首を捻じってしまうのが原因です。骨と骨をつなぐ部分の損傷です。捻挫をしたらすぐに安静にして冷却します。
疲労骨折・骨折
疲労骨折はスポーツ選手によく見られます。骨の同じところにストレスがかかり内部に細かい骨折がおきて疲労骨折してしまいます。放置しておくと痛みが徐々に増していきます。
骨折は強い力が足首などに加わったときに起こります。受傷時は強い痛みがあります。どちらも応急手当ては安静と冷却です。できるだけ早く整形外科に受診してください。
アキレス腱周囲炎・アキレス腱断裂
一日中立ちっぱなしが多いなど足の使いすぎで、アキレス腱に疲れがたまって周辺組織に炎症がおきアキレス腱周囲炎のなります。足を休ませることが重要です。
足首に急に無理な力が加わるとアキレス腱断裂することがあります。アキレス腱の部分が不自然にくぼんでいると切れている可能性があります。激しい痛みがおきます。急いで病院へ行きましょう。
外反母趾
足に合わない先のとがったような靴を長い間履いていると足の親指の骨が変形するために、外反母趾になってしまいます。発症すると痛みが起きて、うまく歩けなくなったりします。
扁平足・ハイアーチ
土踏まずが無く足の裏が平なのが扁平足、土踏まずがあり過ぎて足のカーブが大きいのがハイアーチです。どちらも足の負担がかかりやすく、足の裏のクッションが効かないため痛みを感じることがあります。
外反母趾の場合も扁平足・ハイアーチの場合も、マッサージや筋力アップ、インソールの使用や歩き方の矯正で改善されます。
病気が原因なもの
病気が原因の場合は、自分で治すことは難しいので、足首に異常を感じたら早めに医療機関に受診しましょう。
痛風
体の中に尿酸がたまり、それが結晶となって関節痛を起こします。ある日突然、足の親指の付け根などの関節が赤く腫れてひどい痛みが出ます。1-2週間くらいで自然に治まってきます。
また、痛風については、こちらのページでも詳しく紹介しています。
関節リウマチ
免疫の異常により関節の痛みやこわばりが起こります。はじめは足や手から、徐々に全身の関節が痛くなります。疲れやすくなったり熱も出たりします。
また、関節リウマチについては、こちらのページでも詳しく紹介しています。
急性動脈閉塞症
突然、足に痛みが出ます。足の動脈が血栓で詰まり、足に酸素や栄養が届かなくなって起きます。ひどくなると足が冷たく感じたり、しびれが出たりして歩けなくなります。
くる病
成長期の小児の病気でビタミンDが不足して骨が変形し、足首の痛みのほか腰や背中、首、股関節などに関節痛が起きます。
強直性脊椎炎
主に若い男性が発症します。原因は、遺伝的要素に細菌感染などが加わり、免疫に異常が発生して起こるのではないかと言われています。
腰痛や胴体に近い関節に痛みがあり、こわばりもみられます。時に足の関節なども痛みや腫れが出てきます。朝や夜に強く出ます。
まとめ
今回は、足首が突然痛む原因を外傷性のものと病気が原因なものに分けて紹介してきました。外傷性のものでも、受診が必要なものもありますので、お気をつけください。