つらい鼻水や鼻づまりの原因として、アレルギー性鼻炎や蓄膿症などがあります。これは鼻の上咽頭と呼ばれるところでのトラブルが原因の1つとなっています。しかし、鼻うがいをすることで上咽頭にたまっている鼻炎の原因物質を洗い流すことができ、症状も改善できます。
ただ、自分で鼻うがいをしたいけど、痛そうとか難しそうというイメージで敬遠する方も多いようです。ここでは、おすすめの薬局にある市販薬をご紹介します。
目次
ハナノア
小林製薬から発売されている「ハナノア」は、雑菌や花粉を鼻の奥まで洗い流すのを助けてくれる一般医療機器です。
洗浄器具と専用洗浄液がセットになっているものと、専用洗浄液だけのものとが販売されています。また、ハナノアシャワータイプもあります。
洗浄器具のノズルを鼻の穴に差し込み、洗浄液を流し込むだけで簡単に鼻うがいができます。ミントの香りがついているので、鼻の奥まで香りが広がりスッキリ爽やかです。
また、ハナノアについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
ハナクリーンS
株式会社東京鼻科学研究所から発売されている「ハナクリーンS」は、ハンディタイプの鼻洗浄器です。温度計や水量メモリがついており、1回150mlの温水シャワーでしっかり鼻うがいができます。
専用洗浄剤サーレSでツーンとしない濃度に設定されており、ボトルを押す力で水圧を簡単に調整できるので、お子様でも使いやすいタイプの鼻うがいキットです。
また、ハナクリーンSについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
ナサリン
スウェーデンの耳鼻咽喉科の専門家チームにより開発された鼻腔洗浄器が、こちらの「ナサリン(Nasaline)」になります。
注射器タイプの洗浄器具の先端にはシリコンチップがついており、鼻にフィットしやすく鼻孔を完全に塞げるように設計されているので、鼻うがいの際に洗浄液が流れやすくなっています。
ナサリン ジュニア
ナサリンの子供向けの商品です。薬剤ではなく、食塩水を使用しています。また、鼻に優しくフィットしますし、液の流れも穏やかなので、子供でも安心してお使いいただけます。
鼻クリーンEX
温度計付きで適温に設定できるので、刺激の心配をせずに鼻腔内を洗浄することが可能です。また、手動でポンプの調節が簡単にできるので、手軽にノズル交換できます。
タイヨー ハナシャワー鼻洗浄器
おしゃれでコンパクトな容器になっています。操作が非常に簡単なので、「小難しいのは嫌だ」という人にはおすすめです。
ナザール鼻ウォッシュ
洗浄液を手動で噴霧するタイプの鼻洗浄器になります。コンパクトなサイズなので持ち運びに便利です。
また、ナザール鼻ウォッシュについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
ドライノーズスプレー
鼻の中の乾燥感やムズムズ感を、サラッと心地よくしてくれる鼻洗浄器です。
また、ドライノーズスプレーについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
アルガード鼻すっきり洗浄液
スプレー式の洗浄器で精製水に浸透圧を調整するために塩化ナトリウムを配合しています。スプレーでミントの香りが爽快です。
また、アルガード鼻すっきり洗浄液については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
鼻うがいのコツは?
鼻うがいをする時は、水でなく生理食塩水を使用します。ツーンと痛いというイメージは水が鼻に入った時のもので、生理食塩水で鼻うがいをすれば痛くありません。
また、生理食塩水は自作可能です。この場合、塩分濃度が0.9%程度の生理食塩水を作るので、250ccの水に対し2g強といった具合で、ぬるま湯と塩を混ぜ合わせましょう。
鼻うがいのやり方は、慣れるまで時間がかかる場合もあります。初めての場合は、市販されている鼻うがいセットからチャレンジするのもおすすめです。
まとめ
つらい花粉など鼻炎の症状におすすめの市販の鼻うがいセットをご紹介しました。毎日のケアを行うなら、飲み薬に頼らずにつらい鼻炎の症状に上手に対処できるでしょう。