
吐き気や胃痛は多くの人が経験したことのある症状です。しかし、このような症状が頻繁に誰にでも起こりうるからと見過ごしてしまい、慢性化してしまうことで、より深刻な胃がんなどにつながることも否めません。そこで、今回は、吐き気や胃痛から考えられる原因をみていきたいと思います。
胃痛・胃もたれが起こる原因は?
胃の痛みやもたれを生じる原因には、やはり胃の働きである消化・吸収にかかわることが考えられます。以下に主に考えられる原因をみてみましょう。
ストレス
胃はストレスの影響を受けやすい器官で、とくに人間の体と心のバランスを自動的にとってくれる自律神経の機能が低下すると、消化酵素の分泌が減ったり、胃酸がうまく出ないなどの不具合が生じ、胃痛や胃もたれを引き起こします。
食べ過ぎ・飲みすぎ
やはり暴飲暴食は胃にとって大きな負担です。たくさん食べたり飲むことによって、血液が消化のためにまわってしまい血糖値の上昇や集中力の低下、眠気のほかに消化が追い付かないことで胃もたれ、胃痛、膨満感を引き起こします。
刺激物
香辛料やコーヒー、タバコなどの刺激物の摂り過ぎは、胃酸の分泌を過剰にしてしまいます。胃酸は金属を溶かすほどの強力な消化液ですので、胃を保護している胃粘液をも溶かし、痛みが生じます。
加齢・運動不足
10代の頃と成人してからでは、多く食べられるものや食べたいものが変化したという方もいると思います。体は皮膚だけでなく、体内の臓器も年齢とともに機能が低下していきます。
消化・吸収においても同様のため、脂分の多い食事や胃に負担をかけるようなメニュー、量が徐々に消化しきれなくなり、胃もたれや胃痛を感じるようになります。
防ぐにはどうすれば良い?
不快な胃痛や胃もたれ。できることなら避けたいものです。胃痛や胃もたれを起こさせないためにはどのようなことに注意すべきか、ポイントをお伝えします。
まず、胃痛や胃もたれを頻繁に経験する方はなるべく胃に負担のかけない食事を心がけることが大切です。消化に良いものとして、卵や大豆食品がおすすめです。
良質なタンパク源にもなりますので、脂っこいお肉の代わりに就寝前のお夕飯は、大豆製品の納豆や豆腐のお料理をメインに、食物繊維の豊富なサツマイモやにんじんといった根菜類を柔らかく煮た煮物などとともにいただくことが負担軽減につながります。
逆に、あまり摂取しない方が良いものとしては、ファストフードなどの脂質が高いものや、古い油などを使用した揚げ物、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工食品は脂肪分が多いので控えましょう。
さらに、食物繊維が豊富であっても、ゴボウやキノコ類は摂りすぎると消化が悪いため、胃痛を引き起こしそうな時や症状の出ている時には避けた方が無難です。
まとめ
胃痛や胃もたれは食事と加齢、こころのバランスが深く関係しています。頻繁にこれらの症状が起こる方は日ごろの食生活を見つめなおし、なるべく胃に負担のない食生活をこころがけましょう。
ストレスが原因になっている場合は、適度に体を動かしたり、入浴の時間をとってリラックスする、泣いたり笑ったりするなど自分なりの息抜きの時間をとり、ストレスをためこまないように気を付けてくださいね。