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正露丸は、有名な下痢止め薬ですが、虫歯の痛み止めとしても使用されます。今回は、正露丸の虫歯の痛み止めとしての効果はあるのかや、どう使えば痛みは止まるのかについてまとめていきます。
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虫歯に効果はあるのか?
正露丸の主成分、木クレオソートには、強い殺菌効果があり、歯の鎮痛や鎮静、根管の消毒用として使用されているため、正露丸は虫歯の痛みに効果があります。
正露丸を虫歯痛に用いる場合は、内服するのではなく、虫歯の穴に適当に切った正露丸を詰めます。詰め始めは、刺激がありますが、徐々に知覚が麻痺して痛みを感じなくなります。
しかし、木クレオソートは、歯茎や粘膜に対しては、刺激が強すぎるため、口内炎等の原因となりますので、痛みがおさまってきたら、虫歯の穴に詰めた正露丸を取り出し、詰めたままにしないように注意が必要です。
ただし、歯茎が腫れるほど、進んでしまった虫歯は、感染を起こして神経が死んでしまっている場合があり、効果は期待できません。
また、正露丸は、虫歯を治療するのではなく、虫歯の痛みを一時的に止めるだけであるため、早期に歯医者ヘ行き、虫歯を治療しましょう。
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使い方は?
効果的な使い方
- 虫歯の穴の中の食べカスや汚れを出来る限り除去し、虫歯の穴の中の唾液をこよりにしたティッシュなどで取り除き、できるだけ乾燥させるようにしましょう。
- 正露丸を適量に切って、虫歯の穴に詰めます。この時、詰めすぎると、噛み合わせた時に痛みが出る場合がありますので、少な目に詰めましょう。
- しばらくして、痛みがおさまったら、正露丸を虫歯の穴から取り出します。ある程度時間が経過しても、痛みが取れない場合は、正露丸では、鎮痛出来ないほど虫歯が進行してしまっている可能性があります。漫然と正露丸を詰めたままにしないようにしましょう。
- 正露丸は虫歯の痛みを止めるだけで、虫歯を治療するわけではありません。早期に歯医者を受診して、虫歯治療をしましょう。
使用時の注意点
- 正露丸の主成分、木クレオソートは、歯茎や口腔粘膜には刺激が強すぎて、炎症を起こし、口内炎などになる恐れがありますので、歯周病による歯茎の痛みには使用しないようにしましょう。
- 正露丸は、知覚神経を麻痺させることで鎮痛するため、すでに神経が死んでしまっていたり、神経を抜く治療を行った歯には、効果はありません。
- 正露丸には、独特の臭いがあるため、多くの人と接する時などは、使用を考慮した方が良いかもしれませんね。
まとめ
正露丸は、虫歯痛に効果があります。ただし、虫歯を治療するわけではなく、一時的に痛みを止めるだけであって、薬の効果が切れると、再び痛みがあらわれます。虫歯は、早期に歯医者で治療を行いましょう。
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