あなたはアルロイドという薬の名前をご存知でしょうか。アルロイドは胃にまつわる疾患を穏やかにしてくれる効果が期待できるお薬です。
そこで今回は、アルロイドの効果とともに副作用、そして正しい飲み方についてご説明したいと思います。
アルロイドの効果
まず、アルロイドとは何なのかみていきたいと思います。アルロイドは胃が荒れて失われてしまった胃の粘膜の修復をし、胃を守る効果があります。またそのほかにも胃の出血を抑える働きもあります。
治療に使われる主な症状としては、逆流性食道炎や胃炎、胃潰瘍、そして胃の検査の後などにも使用されます。逆流性食道炎は近年脂肪分の多い食事の影響などもあり、40代以降の病気ではなくなってきています。
近年では若い世代にも多く見られます。また、十二指腸潰瘍の抑制や止血にも用いられるなど、胃腸系の疾患に強みがあります。十二指腸潰瘍も長時間労働などのストレスによって、年齢を問わず起こりうる病気です。
アルロイドの副作用
では、アルロイドに副作用はあるのでしょうか。こん項ではアルロイドの副作用を見ていきたいと思います。まず、副作用とは、医師の処方・指示どおりに服用しているにもかかわらず改善ではなく悪化するような状態、または効能にない結果がみられるような場合を指します。
アルロイドは基本的にほとんど副作用の心配のない薬だといわれていますが、個々人体の反応は異なりますので、アルロイドでみられる副作用を以下に挙げてみます。
- 下痢
- 便秘
上記2つの状態がこれまでの臨床において報告されているそうです。これら2つはいずれも不快な症状ですが、一過性のものですので、まだ安心であるといえます。
アルロイドの正しい飲み方
では、アルロイドを効果的に用いるためにも正しい飲み方があるのかどうかみていきたいと思います。まず、アルロイドは胃潰瘍や逆流性食道炎といった、胃の粘膜が溶けてしまうことで胃の内部が傷ついてしまう疾患に対して効果があります。
したがって、アルロイドの効果を最大限に引き出すためには、空腹時お腹の中に何もない状態で飲むのが最も効果的です。胃の粘膜を保護する働きがあるため、胃に食べ物が入ってから飲んでは、その効果が十分に得られません。
まとめ
胃腸の機能低下にともなう疾患に強い味方となってくれるアルロイド。副作用も少なく安心して飲めるお薬ですが、飲む際のタイミングは重要ですので、ぜひ注意して飲んでくださいね。