風邪の諸症状によるのどの痛みや炎症・声がれなど、のどの不快感は我慢しがたい辛さがあるものです。市販の薬やのど飴など、とにかく早く治したいけど効果を感じられないことは多いのではないでしょうか。
今回は、そんな辛いのどの痛みにダイレクトに効いてくれるパープルショットについてみていきましょう。
効果
パープルショットはスプレータイプでのどに直接、噴射塗布する市販薬です。
一日数回まで適量を患部に噴射塗布することで、のどの炎症によるのどのあれ、のどの痛み、のどの腫れや不快感、声がれ、口内炎と、様々なのどの不快な症状を鎮めてくれる効果が期待できます。
有効成分の「アズレンスルホン酸ナトリウム」を配合することで、のどの炎症部に直接届き、効果的に炎症を鎮めます。
また、清涼成分のメントールを使用することにより、爽快感のある使い心地を実現しました。
パープルショットは本体がスプレーになっているので、蓋をはずすとそのまま患部に薬液を直射することができます。「アー」と声を出しながら噴射して、薬液が気管支や肺に入ることを防ぎましょう。
副作用
パープルショットに配合されているアズレンスルホン酸ナトリウムは、消炎効果はあまり高くありませんが、そのかわりに副作用もかなり抑えられています。
ですが、歯科医師の治療を受けている方や口中のただれがひどい方は、使用前に必ず医師・歯科医師・薬剤師又は登録販売者に相談しましょう。
まとめ
パープルショットはスプレーの噴射に勢いがあり、うがい薬とは違い、のどの炎症部に狙いを定めてダイレクトに噴射塗布することが出来ます。
イソジンなどのうがい薬はポビドンヨードが配合されているため、アレルギーや甲状腺に関連する副作用を懸念してアズレンスルホン酸ナトリウム配合のパープルショットに切り替える方も多いようです。
アズレンスルホン酸ナトリウムは、元々胃などの荒れた粘膜を保護・修復して、炎症を抑制して自然治癒を促すよう働きかけるもので、外皮用剤として湿疹や火傷・眼科用剤として結膜炎や角膜炎の治療・扁桃炎や歯肉炎などの治療にも用いられてきました。
内服では下痢・便秘などの軽い消化器症状が起こることも確認されていますが、噴射塗布やうがいなどでは口の中に軽い刺激を感じることがある程度で、それほど目立った副作用はありません。
お子様からお年寄りまで使用できるので、効果も十分に期待でき、使いやすい市販薬だといえるでしょう。