
病気にはさまざまな種類があり、細菌やウィルスが原因となって発症するものや自己免疫によって病気を発症してしまうことがあります。
関節リウマチは、自己免疫異常が原因で起こる病気のひとつですが、痛みや炎症が酷いと日常生活にも影響をおよぼしてしまいます。日常生活に支障をきたさないためには、薬などを用いて痛みを抑えることで普段と変わりない生活を送ることができます。
今回はアラバの効果や副作用について解説します。
効果
アラバはレフルノミドを主成分とする抗リウマチ剤の薬剤で、関節リウマチに効果があります。
リウマチは自己免疫の異常によって起こりますが、アラバは有効成分がリンパ球の増殖に関わるジヒドロオロテートデヒドロゲナーゼと呼ばれる酵素の活性を阻害することで炎症を抑えることができます。
比較的即効性に優れ、症状の進行を遅らせる効果が期待できる薬剤です。
成人に対して、1日1回100mg錠 1錠の3日間経口投与から開始した後、維持量として1日1回20mgを内服します。また、1日1回20mgの内服から開始することもできます。維持量は症状、体重により適宜1日1回10mgに減量します。
医師の指示に従い内服することで症状は徐々に軽減するでしょう。
副作用
効果の良い薬は副作用がでることがあるので注意事項を守って内服するようにします。
アラバの主な副作用は、肝機能検査値異常、下痢、脱毛症、尿沈渣異常、発疹、高血圧、上気道感染、腹痛、尿蛋白など見られることがあります。
その他、頭痛、発熱、嘔気、胃腸障害、頭痛、ALT(GPT)、AST(GOT)、γ-GTP、血中アルカリホスファターゼ、血中乳酸脱水素酵素などの増加が見られることがあります。
重篤な副作用にはアナフィラキシーが現れることがあるので、内服直後に発疹、蕁麻疹、全身発赤、顔や咽頭の腫れ、血圧低下、息切れなど症状が現れた場合は、直ちに医師の診察を受けるようにします。
中毒性 表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)では、高熱、目の充血、瞼の腫れ、唇のただれ、喉の痛み、皮膚の広範囲での発赤が見られることがあるので、注意して下さい。
肝機能障害や感染症、結核、間質肺炎、膵炎など副作用として現れることがあるので、血液検査などを行い状態を観察するようにします。
高齢者の方が内服する際は、腎臓や肝臓の機能が低下している可能性があるため、状態を観察しながら内服するようにして下さい。
肝臓や腎臓に障害のあるる方は重大な副作用に繋がる恐れがるため定期的に血液検査を行い、状態を観察するようにしましょう。
その他、併用薬がある場合も薬の併用により効果が強く出たり、反対に半減するなど影響があるので必ず医師に伝えるようにして下さい。
まとめ
アラバは関節リウマチに効果的な薬剤です。
人体は外部から侵入した細菌やウィルスなどから身体を守るため免疫システムが働きますが、時として自己の組織や骨などを外敵と間違えて攻撃してしまうことがあります。
自己免疫疾患は原因不明ですが、体質やストレス、疲労、出産などが原因で起こる場合もあります。熱っぽかったり、朝にこわばりや関節の痛みを感じるようであれば早めに専門の医師に相談するようにして下さい。