様々な症状に効果があると言われているゲンタシン軟膏ですが、どんな症状・体の部位にでも使用できるのでしょうか。今回は、ゲンタシン軟膏は女性の陰部のかゆみに効果があるのかや副作用はあるのかなどを検証していきます。
カンジダに対して
女性の陰部のかゆみの原因として、最もメジャーなものは「カンジダ膣炎」によるものではないでしょうか。
カンジダ膣炎は、感染症としては一番女性を悩ませる病気です。感染すると外陰部の発疹や発赤、かゆみや痛みといった症状が出ます。ひどい場合には、かゆみで夜も眠れないということもあるほどです。
本題のゲンタシン軟膏は、カンジダに効果があるかということですが、もちろん効果を発揮します。
ゲンタシン軟膏は塗る抗生物質ですから、細菌の増殖を抑えると同時に、炎症などの化膿を防いでくれるので、カンジダに最適な医薬品です。
使用法
ゲンタシン軟膏を使用する前に、患部をよく洗い、充分乾いてからガーゼ状のものにゲンタシン軟膏を薄く塗り、それを患部に貼り付けてください。
1日に1回-2回くらいが適当です。ゲンタシン軟膏を多くしたり、厚く塗る必要はありません。
また、ゲンタシン軟膏は無臭で透明で、少しべたべたしますが、肌や皮膚に刺激を与えないので安心して使用できます。
副作用
ゲンタシン軟膏は、用法・用量を守って正しく使えば、副作用はほとんどありません。
ですが、抗生物質の塗布剤ですので、長く使用するのは控えたほうが良いでしょう。期間的には、数日使用したら、一旦塗るのをやめて様子を見ることをおすすめします。
もし、症状が回復へと向かっていないと感じられても、ゲンタシン軟膏を多くしたり、厚く塗ったりはせずに、病院で医師に相談するようにしてください。
入手法
ゲンタシン軟膏は市販薬ではないので、普通なら病院に行かないと手に入るものではありません。ですが、病院に行かずにゲンタシン軟膏を手に入れる方法もあります。
それは、ずばり!個人輸入という方法です。簡単に説明すると、「インターネットなどで個人輸入を代行してくれる業者を探し、海外から商品を買ってきてもらう」という方法になります。
購入・使用に関しては、完全に自己責任になりますし、普通なら医師の指導のもとで処方される薬ですので、使用には十分注意する必要があります。
ですので、個人輸入に慣れていない場合やゲンタシン軟膏を使ったことがない場合はしっかりと時間を作って、病院に行くのが無難でしょう。
最後に
たしかにゲンタシン軟膏は、効果的で有難い薬ですので、家庭の常備薬として用意しておくのはいいですが、あくまでも緊急用としてであり、なるべく抗生物質に頼らないで済むような体作りを心がけることが大切です。