年齢や精神的なストレスから頻繁にトイレに行きたくなることがあります。膀胱機能が低下すると、頻尿だけではなく残尿感や排尿痛、排尿困難など尿トラブルが増えてきます。
排尿トラブルは不快なだけではなく、日常生活にも悪影響を及ぼします。今回は、そんな膀胱機能の改善薬・ユリナールJの効果や副作用について解説します。
効果
ユリナールJは、9種類の生薬を配合した膀胱機能改善薬の漢方で、主に頻尿や残尿感、排尿痛、排尿困難、尿のにごり、こしけ(おりもの)など尿が出しぶる方の症状を改善してくれます。特に胃腸が弱く、全身倦怠感や口や舌が乾くなどの方にも適した漢方薬です。
ユリナールJは「清心蓮子飲(せいしんれんしいん)」と呼ばれる漢方処方から作られ、排尿に関わる膀胱機能を改善してくれます。有効性成分のレンニクは胃腸虚弱や頻尿や残尿感に効果を発揮します。バクモンドウやニンジンは滋養強壮効果で胃腸虚弱などに効果があり、ブクリョウは利尿効果が得られ、尿量減少など排尿状態を整えてくれます。
シャゼンシやオウゴンは利尿作用で全身状態を健康に整えてくれます。オウギやジコッピは利尿作用のほか、腎臓の水分機能に働きかけ、尿の状態を改善させてくれます。カンゾウは胃痛や咽頭痛などに効果があります。9種類の生薬の働きで頻尿など排尿トラブルを改善してくれます。ユリナールJは1日2回の服用で効果があります。
使用方法としては、15歳以上から内服可能で1回5錠を1日2回内服します。効果が得られやすいように食事と食事の間の食後2時間〜3時間の食間に内服するようにしましょう。漢方製剤は体力で決めますが、ユリナールJは体力が中等度以下の方に最適な処方になっています。
副作用
副作用としては、主に間質性肺炎や肝機能障害などが見られることがあります。間質性肺炎では急な息切れや息苦しさ、発熱など症状として見られます。肝機能障害では発熱、発疹、痒み、全身倦怠感、黄疸などが主症状となります。このような症状が見られたら内服を中止して医師の診察を受けるようにして下さい。
また、持病があり、医師の治療を受けている方は医師や薬剤師に相談してから内服します。妊娠中や妊娠の可能性のある方は医師や薬剤師に相談してから内服しましょう。さらに、カンゾウなど他の漢方薬と重複して内服すると副作用に繋がる恐れがあるため、医師や薬剤師に相談してから内服します。
まとめ
ユリナールJは膀胱機能を高めて排尿トラブルを防いでくれる漢方です。生薬の力で不快な膀胱の症状を緩和してくれます。1ヶ月程度内服しても改善しないときは医師の診察を受けるなど適切な処置をしてもらいましょう。