
盲腸は、突然襲ってくる腹痛で有名な病気ですが、誰もがかかる可能性がある病気です。もし、盲腸になったとき、どれくらい入院しなくてはいけないのか、また費用はどれくらいかかるのか気になる情報をまとめました。
盲腸とは
盲腸または、盲腸炎として知られていますが、病名は「虫垂炎(ちゅうすいえん)」で、盲腸から出ている細長い虫垂が炎症を起こしている状態です。
盲腸、盲腸炎といわれたのは、昔は、開腹手術をしたときには、すでに虫垂が化膿していたり、壊死していたりして、盲腸にくっついて盲腸の炎症のように見えることがあったためと言われています。
また、虫垂の細菌感染により炎症を起こすと言われています。放ってほくと虫垂は壊死を起こし、膿汁や腸液が腹腔内に流れ出て腹膜炎を起こし、命の危険もあります。
腹痛は、みぞおちあたりから始まることが多く、段々右下腹部へ痛みが移動するようです。その他の主な症状は、食欲不振、嘔吐、発熱です。
治療法について
抗生物質による薬物療法と手術による切除があります。しかし、薬物療法では、治療後、再発する可能性が高くなります。
手術には、開腹する方法の他に腹腔鏡手術があります。開腹手術は、右下腹部を3-4cm切開して、虫垂を切除するため、比較的大きな傷跡が残ります。
腹腔鏡手術は、お腹に3-4箇所小さな穴を開けて、そこから内視鏡や鉗子を入れ、患部を切除します。傷が小さくて済むため、患者の体力的負担も小さく、入院日数も少なくて済むのが利点です。
入院期間について
入院期間は、症状の程度、治療方法にも寄りますが、開腹して虫垂の切除手術を行った場合で、大体1週間くらいです。
腹腔鏡手術では、傷が小さいこともあり、大体4日間くらい、薬物療法も大体1週間くらいの入院となる場合が多いようです。
費用について
手術費、検査費、入院費合わせて、健康保険適応で6-12万円ほどが自己負担となります。ただ、腹腔鏡手術の場合は、やや高額となり15-20万円ほどかかります。
薬物療法の場合は、検査は、手術の場合と同じように行われ、入院治療となり、抗生物質が使用されますので、医療費は、切除手術と同じくらいか、やや高額になる可能性もあります。
また、個室を利用した場合は、別途個室料金がかかってくるので、この限りではありません。
いずれにしましても、高額医療費助成制度を使用すれば、1ヶ月80,100円以上の医療費には、自己負担分が戻ってきますので、申請すると良いですね。
まとめ
盲腸の痛みは突然襲ってきて、緊急入院、手術となることが多く、仕事の都合や家のことなど心配な事が多く、入院期間や費用については気になるところですね。
しかし、盲腸は、悪化すると腹膜炎を起こし、命を落とす恐れもあるため、体力が戻るまで、しっかり入院療養することが大切ですね。