膀胱炎は女性に多い病気だけに、すでに経験した人もいれば、「自分がかかったらどうしよう」と不安に思っている人もいるでしょう。
実際に「膀胱炎かも知れない」と思って病院に行こうとしたけれど、どの診療科目を受けたらいいのか分からない、泌尿器科で大丈夫なの?といろいろと疑問に思う人もいるでしょう。
膀胱炎の可能性がある場合には、どの診療科目を受診するのが適切なのでしょうか?内科でも大丈夫なのでしょうか?
診断や治療は内科でも大丈夫?
膀胱炎の治療や診断をしてくれるのは、内科、泌尿器科、産婦人科です。診察件数が多いのは泌尿器科か産婦人科が多いです。
泌尿器科はその名の通り、尿関連の臓器の病気を診断してくれるので、腎臓の病気から膀胱炎まで診察をしてくれます。
産婦人科でも診察可能なのは、妊娠中も膀胱炎になりやすいためです。内臓の病気ですので内科でも診察を行なってくれます。
診察内容に違いは?
どの診療科目を受けても、診察内容に大きな違いはありません。問診を受けて尿検査を行なう流れになります。
泌尿器科で診察を受けることが、トラブルなども少なく経験豊富な医師もいるので安心でしょう。現在、妊娠中という人は、かかりつけの産婦人科で診察を受けることをお勧めします。
産婦人科では、妊娠中のあらゆるトラブルに対して備えていることが多いですし、何より安心して通院できるのではないでしょうか。
膀胱炎に関わる費用は?
膀胱炎の診察を受けるときにかかる費用は、それほど高くはありません。保険診療が適用される診察、検査内容になっています。
医療機関で多少の違いはありますが、初診料、検査料、処方せん料を含めてで3,000円弱、薬代も1,000円弱程度で、3割負担ならば、1,000円前後で収まる範囲で診察を受けることができます。
よほど珍しい原因菌でない限りは、それほど高い金額にはなりません。原因菌が特定できないときは、検査の数が増えていくので、それに伴い金額も相応にかかってきます。
まとめ
膀胱炎は下半身に関わる病気のため、泌尿器科を受診するのに抵抗がある人も多くいるでしょう。その場合は、自分が信頼している内科を受診しても問題はありません。
しかし、内科の場合は、膀胱炎の診察経験が少ない医師も多いので、余分に検査を行なうことがあり、コストが必要以上にかかってしまうこともあります。
確実性を求めるならば泌尿器科を受診するほうが良いでしょう。泌尿器科でも女性医師が診察してくれるところであれば、抵抗感は薄くなるのではないでしょうか。