
赤の他人に相談しにくい悩みの一つに「痔」があります。相談しにくいとは言え、痔になってしまうとトイレに行くたびに非常につらい思いをすることは確かです。ここでは、痔の基本情報とおすすめの市販薬を紹介していきたいと思います。
痔の基本情報
痔の種類はイボ痔や切れ痔など聞いたことがあると思います。痔になってしまう原因には長い時間座り続けることや便秘がちで強くいきむことが挙げられます。
痔を予防するためには、肛門への負担を減らす必要があります。また、ストレスが原因で痔になってしまうこともありますので、上手にストレス解消をすることも重要です。
原因がなんであれ、痔になってしまったら薬によって治療する必要があります。使用する薬は、痔ができた位置によって変わってきます。
肛門の内部にできているならば、座薬か注入タイプを使用しましょう。肛門の外側に痔ができている場合は軟膏か注入タイプを使用しましょう。
おすすめは、注入タイプの薬です。どのような場所にできても対応しているからです。しかし症状がひどい場合には、軟膏や座薬に切り替えるようにしましょう。
患部に直接効果をもたらすことができます。次にお勧めの市販薬を紹介していきます。
間宮アロエ軟膏

小林製薬から販売されている「間宮アロエ軟膏」は、主にお肌のトラブルや火傷に対して効果がある軟膏ですが、痔にも有効になっています。
有効成分はアロエから抽出された天然由来成分なので、肌への負担も少ないものとなっています。軟膏ですので、痔の対処として使用する場合は、肛門の外側にできた痔に対して使うようにしましょう。
また、間宮アロエ軟膏については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
紫雲膏

「紫雲膏」は、古くから抗炎症作用や解毒作用として漢方で使用されてきたシコンを有効成分に配合されている漢方成分が中心の軟膏です。
クラシエ薬品から販売されており、主にお肌のトラブルに用いられることが多くありますが痔の治療薬としても使うことができます。低刺激性の軟膏になっているので、抵抗感は薄いのではないでしょうか。
また、紫雲膏については、こちらの記事でも詳しく紹介しております。
リシーナ

ロート製薬から販売されている「リシーナ」は主に女性向けの治療薬となっています。パッケージも女性が手に取りやすいように配慮されています。
有効成分には酢酸ヒドロコルチゾンというステロイド系の成分が配合されており、ロート製薬の特徴であるメンソールが配合されているので使ったあとは清涼感があります。
軟膏、注入タイプ、座薬タイプの3種類がありますので、症状に合わせて選ぶことができるのも魅力です。
また、リシーナについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
ボラギノールシリーズ

痔の治療薬として定番中の定番とも言える天藤製薬から販売されている「ボラギノールシリーズ」があります。
有効成分はプレドニゾロン酢酸エステルというステロイド系の成分です。強めのステロイド系の成分で患部の炎症を抑え、リドカインによって痒みなどを抑えてくれます。
また、ボラギノールシリーズには軟膏、注入タイプ、座薬の3種類がラインナップされており、症状に合わせて薬のタイプを選ぶことができます。
さらに、非ステロイド系の成分を配合した「ボラギノールM」という商品もありますので、ステロイド系の成分を使用できない人にも対応しています。
また、ボラギノールMについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
プリザエース注入軟膏
「止まって治す」というフレーズで大正製薬から販売されている「プリザエース注入軟膏」も今や痔の定番薬と言えるでしょう。
有効成分はヒドロコルチゾン酢酸エステルというステロイド系の成分が配合されています。ボラギノールシリーズに配合されているステロイド系成分よりは弱めとなっています。
リドカインも配合されているので、痒みもシャットアウトしてくれます。またメンソールも含まれているので、使ったあとは清涼感があります。
座薬、注入タイプ、軟膏の3種類がラインナップされているので症状に合わせて、薬のタイプを選べます。また非ステロイド系の治療薬としてジェルタイプのプリザクールジェルもあります。
また、プリザエース注入軟膏については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
最後に
痔の治療薬には基本的にステロイド系成分が配合されていますので、使用するときは必ず注意事項を守るようにしてください。
紹介したように、ステロイド系成分が使用できないという人に向けた薬もありますので、薬剤師に症状などを相談した上で購入するようにしましょう。
薬剤師が在局しているドラッグストアではプライベートに配慮した個室などが用意されていることもありますので、安心して相談することができるでしょう。
また、最近では女性の薬剤師が増えてきていますので、女性でも比較的気軽に相談することができるのではないでしょうか。
自分の体質に合わせて適切な薬を選んでもらうことが早期治療へつながりますので、しっかりとアドバイスを貰うことをお勧めします。