
痔を発症させないためには便秘でいきまないことが大切です。排便がスムーズでない場合、いきんで肛門や肛門周囲を傷めて痔の原因になってしまいます。
便秘にならないためには適度な運動をして腸の蠕動運動を促したり、バランスの良い食事を摂ることが重要ですが、万が一、痔の症状に気づいたら薬で改善することが可能です。
今回は、プリザエース注入軟膏の効果や副作用について解説します。
効果
プリザエース注入軟膏は7つの有効成分が配合された痔の外用薬です。主に切れ痔(さけ痔)やいぼ痔、痛みや出血、腫れや痒みの症状に効果があります。
プリザエース注入軟膏には2通りの使用方法があり、肛門の内部にできた痔には注入、肛門の外側の痔には塗布して使用することができます。
有効成分のヒドロコルチゾン酢酸エステルは抗炎症・鎮痛作用があり、患部の痛みや腫れを抑えてくれます。塩酸テトラヒドロゾリンは出血や腫れを抑えてくれ、リドカインは痛みや痒みを鎮めてくれます。
ℓーメントールは痒みに効果があり、アラントインは傷の回復を早めてくれル働きがあります。トコフェロール酢酸エステルは出血を防ぐ作用や血管を強化してくれる働きがあります。
クロルヘキシジン塩酸塩は殺菌作用があり、傷口を清潔に保ち細菌感染や症状の悪化を防いでくれます。これらの有効成分がそれぞれに作用することで痔の痒みや出血、痛みなど症状を緩和してくれます。
塗布する場合は1日1回〜3回を適量患部に塗布し、注入する場合は1回1個を1日1回〜3回使用します。
副作用
外用薬は比較的、副作用は少ない方ですが、用法・容量を守らない場合は症状が悪化することがあります。プリザエース注入軟膏の主な副作用は、皮膚の発赤や発疹、痒みや腫れ、刺激感などです。
また、重篤な症状として稀にアナフィラキシーショックを起こす恐れもあります。使用後に蕁麻疹や皮膚の痒み、くしゃみ、喉の腫れ、声がかすれる、呼吸困難、意識混濁など症状が見られたときは速やかに医師の診察を受けるようにして下さい。
患部が化膿していたり、薬剤アレルギーがある方も医師や薬剤師に相談してから使用するようにしましょう。その他、持病があり併用している薬がある方や妊娠中や妊娠の可能性のある方は医師の指示に従い内服するようにして下さい。
10日間以上使用しても症状が改善しない場合や悪化する場合には専門の医師に診てもらうようにしましょう。
まとめ
痔の症状を予防したり、改善するためには食物繊維の多い食品を摂取して便通を整えることが大切です。また、同じ体勢で長時間座り続けることで肛門周囲の血液の循環が滞り症状が悪化することがあります。
血行を促進するためにも適度の運動や散歩、入浴するなど心がけましょう。アルコールや刺激が強い香辛料なども症状が治まるまで控えるようにして下さい。