
水疱瘡の治療のために様々な薬が処方されます。ウイルスに対抗するための薬や、かゆみを押さえるための薬など、様々です。さて、今回は、水疱瘡の治療薬について効果と副作用なども交えながら紹介していきたいと思います。
目次
水疱瘡の治療薬
ウイルスを退治するための抗ウイルス薬としては、
- アシクロビル
- バラシクロビル
- ファムシクロビル
などの内服や静脈注射を行います。
また、かゆみに対する対症療法としては、
- フェノール亜鉛華リニメント
- 抗ヒスタミン薬
などが処方されます。
抗ウイルス薬一覧
アシクロビル
効果
ヘルペスウイルスの増殖を抑制するお薬です。単純疱疹や帯状疱疹、水疱瘡などの治療に用いられます。
ヘルペスウイルスが原因の単純疱疹(口唇・顔面ヘルペス、カポジ水痘様発疹症、性器ヘルペス)や水疱瘡(水痘)、帯状疱疹などの治療に用います。
ヘルペスウイルスが増えるのを抑制しますので、ウイルスの少ない発症初期に用いると効果的です。初期治療により 病状の悪化が抑えられるので、治癒が早まります。
副作用
副作用としては、下痢や吐き気などの胃腸症状、発疹などの皮膚症状、めまいや眠気、頭痛などが挙げられます。重い副作用は、まず、ありませんが、過量になるといろいろな精神神経症状が出やすくなるので注意が必要です。
とくに、腎臓病のある人や高齢の人は要注意です。万一、意識障害などの重い症状が現れた場合は、直ちに受診をするか医師と連絡を取るようにしてください。
また、アシクロビルについては、下記の記事でも詳しく紹介しています。
バラシクロビル
効果
ヘルペスウイルスが増えるのを抑制する薬です。ヘルペスウイルスが原因の単純疱疹や帯状疱疹、性器ヘルペス、水疱瘡などの治療に用いられます。
ヘルペスウイルスが増えるのを抑制しますので、ウイルスの少ない発症初期に用いると、より効果が得られます。初期治療により 病状の悪化が抑制でき、治癒が早まります。
副作用
副作用は多くはありません。症状を挙げると、下痢や吐き気などの胃腸症状、発疹などの皮膚症状、めまいや眠気、頭痛などがあります。
ただし、過量に摂取すると、意識障害や精神変調を起こしやすくなります。特に、もともと腎臓の働きが落ちている人や高齢の人など十分な注意が必要です。
重い副作用は、それほど頻繁にはありませんが、腎障害や意識障害などの症状があるので、念のため注意してください。万一、重い症状が現れた場合は、直ちに受診するか医師と連絡を取るようにしましょう。
また、バラシクロビルについては、下記の記事でも詳しく紹介しています。
ファムシクロビル
効果
ヘルペスウイルスが増えるのを抑制する薬です。単純疱疹(口唇・顔面ヘルペス、カポジ水痘様発疹症、性器ヘルペス)や帯状疱疹など、ヘルペスウイルスが原因となっている皮膚病に効果があります。
ウイルスが増えるのを抑制しますので、ウイルスの少ない発症初期に用いると効果的です。初期治療により 病状の悪化が抑制でき、治癒が早まります。
副作用
副作用は少なく、下痢や吐き気などの胃腸症状、発疹などの皮膚症状、めまいや眠気、頭痛などが挙げられます。
重い副作用は滅多にありませんが、意識障害など精神神経症状が現れる可能性がなくはありません。特に、腎臓の働きが落ちている人や高齢の人など要注意です。
また、ファムシクロビルについては、下記の記事でも詳しく紹介しています。
かゆみに効く薬一覧
フェノール亜鉛華リニメント
効果
皮膚を保護して、痒みを緩和してくれる塗り薬です。「カチリ」とも呼ばれていて、古くから使われています。防腐・消毒・鎮痒作用のあるフェノールと、患部を保護し炎症を緩和してくれる酸化亜鉛が含有されています。
また、添加物のトラガントは、水分が蒸発後に薄膜を残し、皮膚を保護してくれます。皮膚のかゆみ、あせも、虫さされなどに用いられます。
副作用
副作用は、それほど多くはありません。赤みやかゆみがひどくなるようでしたら、病院に行くようにしましょう。
また、フェノール亜鉛華リニメントについては、下記の記事でも詳しく紹介しています。
抗ヒスタミン薬
抗ヒスタミン薬は第一世代と第二世代に分類されています。()内から詳しい情報をご覧いただけます。
第一世代
- タベジール(タベジールの効果・副作用)
- レスタミン(レスタミンコーワ糖衣錠の価格と副作用)
- ポララミン錠(ポララミン錠の効果・副作用)
- ヒベルナ(ヒベルナの効果・副作用)
- アタラックスP(アタラックスPの効果・副作用)
- ホモクロミン(ホモクロミンの効果・副作用)
- ペリアクチン(ペリアクチンの効果・副作用)
第二世代
- アゼプチン(アゼプチンの効果・副作用)
- ゼスラン(ゼスランの効果・副作用)
- ニポラジン(ニポラジンの効果・副作用)
- セルテクト(セルテクトの効果・副作用)
- ザジテン(ザジテンAL点鼻薬の価格と副作用)
- ダレン(ダレンの効果・副作用)
- レミカット(レミカットの効果・副作用)
第二世代(Ⅱ類)
- アレグラ(アレグラFXの価格と副作用)
- ディレグラ(ディレグラ配合錠の効果・副作用)
- アレジオン(アレジオン10の価格と副作用)
- アレロック(アレロックODの副作用は?眠気はあるの?)
- クラリチン(クラリチンレディタブ錠の効果・副作用)
- エバステル(エバステルの効果・副作用)
- ジルテック(ジルテック錠の効果・副作用)
- タリオン(タリオンOD錠10mgの効果・副作用)
- ザイザル(ザイザル錠の副作用は?眠気はあるの?)
効果
花粉症などのアレルギーの諸症状を緩和のため、風邪によるアレルギー症状の緩和のため、睡眠導入剤・乗り物酔いの薬として使用されます。
ペリアクチンは抗セロトニン作用(下痢・嘔吐止め)、食欲増進作用(視床下部の摂食中枢の刺激)あります。ホモクロミンは抗セロトニン作用に加えて抗ブラジキニン作用(疼痛止め)があります。
副作用
第一世代の抗ヒスタミン薬は、抗アセチルコリン作用があるので、眠気を伴う場合があり、口渇や便秘といった症状が現れることがあります。
第一世代と第二世代(ゼスランのみ)は緑内障や前立腺肥大に影響を及ぼすので注意しましょう。第二世代のⅠ類はてんかん、熱性痙攣を悪化させることがあるので注意が必要です。
まとめ
今回は、水疱瘡に効く薬の効果と副作用を解説してきました。水疱瘡でお困りの方のお役に立てれば幸いです。