
アレルギー性鼻炎や蕁麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒に対して使用されるアレロックODですが、やはり、薬は副作用が気になりますね。今回は、アレロックODの副作用についてご紹介していきたいと思います。
アレロックODの「OD」とは?
まず、アレロックODの「OD」は何なのでしょう?「OD」とは、「Oral Disintegration」 の略で、日本語では「口腔内崩壊錠」を指します。つまり、「口の中で溶ける錠剤」ということです。
水がなくても唾液だけでもすぐに溶けるように作られた錠剤なので、嚥下が困難な状態の人や錠剤を飲み込むのが苦手な人、子供(アレロックODは7歳以上のお子さんから服用可能な薬です)でも容易に服用することができます。
水がなくても服用できるため、外出時など水の準備を考えなくて良く、服用しやすいですね。もちろん、水と共に服用しても薬の効果や効き始める速さに違いはありません。
ただし、口腔内では薬は吸収されないので、溶けた薬を唾液や水で飲み込む必要があります。
アレロックODの作用
アレロックODの一般名は、オロパタジン塩酸塩です。体内にあるヒスタミンという化学伝達物質が、その受容体という受け皿にくっつくとアレルギーの諸症状を引き起こします。アレロックODは、このヒスタミンが受容体にくっつくのをブロックしてアレルギー症状を抑えます。
さらに、アレロックODは、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンやロイコトリエンなどの化学伝達物質が肥満細胞から出されるのを抑える作用もあり、花粉が飛散する1~2週間前から予防的に服用することで、花粉症の症状が現れるのを防ぐ効果もあります。
アレロックODの副作用
主な副作用には、眠気や肝機能値上昇、倦怠感、口渇などがあります。アレロックODは第二世代の抗ヒスタミン薬に分類され、眠気や口渇などの副作用が比較的少ないといわれています。
眠気は、7%ほど報告されていて、他の第二世代の抗ヒスタミン薬に比べて高いようです。眠気が生じるかどうかは個人差があり、眠気がひどく出る場合もあります。
アレロックODを服用中は、自動車の運転や高所での作業や危険を伴う機械の操作などはしないようにしましょう。あまりに眠気がひどい場合は医師に相談し、薬を変更してもらいましょう。
その他、重大な副作用として、劇症肝炎や肝機能障害、黄疸の報告があります。服用中は、十分注意して、倦怠感や白目が黄色くなるなど異変を感じたら、直ぐに病院を受診しましょう。
まとめ
アレロックは、効果が強いといわれていますが、その分、眠気も出やすいようです。服用中の自動車の運転や危険な作業は避けるようにしましょう。眠気がひどく生活に支障がある場合は、薬の変更も考慮しましょう。