
VR酔い、つまり「ヴァーチャル・リアリティ(=仮想現実)酔い」。分かりやすいものでは3D映画でしょうか?でも、ゲームをしていてもVR酔いはありうることです。
ちなみに、3D映画が立体に見えるのは、両目の視差があるためです。右目と左目の間は大人で6cmほど離れているわけですが、その6cmの誤差で脳が左右違う角度から見たものを認識することで、立体視している錯覚するわけです。
さて、今回は、そんなVR酔いは市販薬で対処可能かやおすすめの酔い止めなどについてまとめていきたいと思います。
VR酔いとは
まず、なぜVR酔いが起こるのか考えてみましょう。立体視は錯覚といいました。でも、映画やゲームは一点を見つめがちです。それが、視覚情報と身体の感じてる情報に齟齬が生じ、気持ち悪くなったりするのです。
なので、三半規管は酔いを感じてないのに、以前、車・飛行機・船などの交通機関で酔った経験がある人は、その経験を思い出し、交感神経と副交感神経がストレスを感じて、酔いとして現れたり、もしくは、視覚情報では映像がひっくり返っているのに身体は椅子に座っていて感じている重力と違うと気持ち悪くなっていますのです。
どんな対策があるの?
VR酔い対策として、始まる前に頭と首をゆっくり回して、視点をならしていたり、中央や一点ばかり見すぎないで、周囲の画像を見るようにしましょう。
ちなみに第2次大戦のエースパイロットは、中央を見ず、周囲の情報をとらえることで敵機をいち早くとらえていたようです。乗り物酔いでも近くではなく、遠くを見た方がいいとされますし、これは効果の期待できる対処法です。
また、酔いそうだなと思ったら、一旦、見るのをやめるようにしましょう。また、リラックスすることも大事です。そして、映像の進行方向に身体を向けることで、視覚と身体の感覚のズレを少なくするのも解決策の一つでしょう。
さらに、睡眠不足や病気でなく、しっかり睡眠をとり、健康であることもVR酔いを防ぐ対策になるでしょう。そして、事前に食べるものは脂っこい肉料理は避けて、消化のいいものを食べておくと履きにくいかもしれません。
市販の酔い止めは効果あり?
ここまで、簡単にできるVR酔い対策を見てきましたが、いっそ、酔い止めを飲んでおくのもいいかもしれません。ショウガやペーパーミントには嘔吐を抑える効果があります。
嘔吐中枢を刺激するのはヒスタミンという物質なので、抗ヒスタミン作用のある薬がVR酔いに効くかもしれません。ただ、これらは副作用に眠気があるため、映画やゲームを楽しむには向いてないかもしれません。
それでは、市販の酔い止めの中でも効果が期待できるものにどんなものがあるのでしょうか?具体的な商品名を挙げると「トラベルミンR」は比較的眠気が少ないので良いです。
また、副交感神経を遮断する作用のある薬も吐き気やめまいを抑えます。その他、「ロートエキス」や「トラベルミン」といった市販薬も効果が期待できます。
それでも、ブラセボ効果による自己暗示程度の効き目しかないかもしれませんので、普段から三半規管を鍛え、一点ばかり見ず、常に目を周囲に動かせるように訓練しておいた方がいいかもしれません。
また、トラベルミンRについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
まとめ
現代人はパソコンやスマホを見つめる生活が多いため、一点ばかり見ることで、ドライアイになりやすかったり、眼筋が弱りやすく、肩こりになりやすいので、目のマッサージやアイシング(冷すこと)などもVR酔いだけでなく、目の健康を守り、普段の生活を快適にするかもしれません。
また、VR酔いについては、こちらの記事でも詳しく紹介しております。