
手足口病は6~8月に感染が広まる夏風邪の一種です。感染者の約9割が5歳以下の子供です。感染すると手や足や口に水泡ができ、発熱や下痢を引き起こします。
ウイルスで感染するため完全に予防をすることができず、治療法や薬もありません。さて、そんな手足口病ですが、一度感染することで免疫がついて感染しなくなることはあるのでしょうか?
目次
手足口病の主な病原ウイルスの種類
- コクサッキーウイルスA6
- コクサッキーウイルスA10
- コクサッキーウイルスA16
- エンテロウイルス71
といったように病原ウイルスが複数存在します。
免疫はつくのか?
一つの病原ウイルスに感染して完治して抗体ができても、他の病原ウイルスに感染するため、手足口病の免疫はつきません。
再発の可能性
免疫がつかないため、手足口病が治りかけている時に他の病原ウイルスに感染して再発する場合があります。手足口病により体力が低下しているため、感染しやすい時期でもあるため注意が必要です。
再発の防止法
感染者と食器やタオルを別にして共有しない
病原ウイルスが感染者以外の人に存在している可能性があります。感染しているウイルスと違うウイルスが存在していると、再発する可能性があります。食器を洗う際は別のスポンジで洗う、洗濯を別にするなどの予防が必要です。
完全に治るまで集団の中に入らない
手足口病は発症から7~10日程で治ります。ウイルスが体内から完全に無くなるまでは発症から約1か月です。
また、子どもの登校や登園開始の目安としては、
- 発熱がないか
- 食事がとれているか
- 発疹が乾いているか
となりますので、その様子を見て判断しましょう。
体力がない状態で集団の中に入ると他の病気や、違うウイルスの手足口病に感染する可能性があります。
感染者の体調に異常が無いか注意する
再発をしている場合は、速やかに病院で受診をすることが必要です。手足口病が治りかけに感染して再発することがあります。一度感染したからと油断をしないで、様子を見るようにしましょう。
まとめ
手足口病の病原ウイルスは複数存在します。一度感染したウイルスには抗体ができる為、何度も手足口病を経験すると感染しにくくなります。しかし絶対に感染しなくなる訳ではありません。感染をしないように予防をするが大切です。
また、手足口病に感染中の再発にも注意をしなければなりません。特に体力のない乳幼児は再発する可能性が高くなります。感染者がいる場合は周囲の人が様々なことに気を配って、感染を広めない事が大切です。