
一般的に熱中症対策と聞くと、水分補給を思い浮かべます。水分やミネラル、塩分を摂取するために、スポーツドリンクなどを飲むことが多いです。
しかし、熱中症予防に牛乳や乳製品が注目されています。ここでは、熱中症予防に牛乳がおすすめの理由と効果的な飲み方について紹介していきます。
牛乳が良い理由
牛乳には、「水分+ホエイたんぱく質」が含まれています。そして、このホエイたんぱく質が熱中症を予防する効果があります。
運動後にホエイたんぱく質を摂取すると、アルブミンという物質が合成されます。アルブミンは水分を血液に集める働きをするため、血液の量が増加します。
体温調節と血液の関係性
血液が増加すると、汗をかきやすくなり体内の熱を外に放出することができます。(運動で1Lの汗をかくには、血液中から失われる水分は100mlです。その結果体温調節の機能が低下します。)
血液は体の隅々まで流れて酸素や栄養を送って、老廃物を吸収します。体内で発生した熱を皮膚の近くまで運び、冷やすことで体温調節を行います。
発汗により血液量が減ると、血液が心臓に戻りにくくなります。脳・皮膚・筋肉に等に十分な血液が行き渡らない状態になると体温の調節機能がうまく動かないため、熱中症に繋がります。
心臓の役割と血液について
心臓は全身に血液を送るポンプを様な役割を果たしています。心臓の位置が体の上部にあるため、下に下がった血液を心臓にまで戻すには、筋肉のポンプ力が必要です。
つまり、血液量を増やし筋力を高め心臓に血液を戻すことが大切です。特に体温調節ができない子供や高齢者、スポーツをする方には必要な成分が牛乳や乳製品に含まれています。
牛乳と免疫力
牛乳や乳製品に含まれているタンパク質のミルクプロテインは免疫細胞の栄養になります。運動後に飲むことで、筋肉の回復を早めて体内の抵抗力を増加します。疲労回復の効果も期待できます。
効果的は飲み方
ややきつめの運動を30分した後で、30分以内に30cc摂取すると効果的と言われています。牛乳が一番吸収が良いので飲める方にはおすすめです。
牛乳以外にも、ヨーグルトやチーズなどの乳製品も効果があるので、牛乳が苦手な方でも飲むヨーグルトなどで代用できます。
最後に
牛乳が熱中症予防の役割を果たすには、運動をして牛乳を飲むことが必要です。暑さに強い体を作ることで熱中症を予防できます。
また、運動をする時には時間帯を選びましょう。おすすめなのは、気温が上昇していない朝や夕方です。
急に激しい運動をすると体に負担がかかり、逆効果です。体調を見て、夏に向けて少しずつ運動をするようにしてみるとよいでしょう。