
腹痛は消化器、泌尿器、血管、筋肉、腹膜、婦人科領域など腹腔内にある器官の疾患や一見関係ないと思われる心臓の病気などでも起こり得ます。
そして、痛みの程度、部位、随伴症状などでどんな病気が原因で腹痛が引き起こされているのかが推測できるといいます。
ここでは、腹痛が起きる原因を男性、女性とに分けて調べていきたいと思います。
男女共通の腹痛の原因
一般的に腹痛がある場合胃や腸の病気の可能性が考えられます。代表的なところでは、
食中毒、盲腸、急性胃腸炎、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、胆嚢炎、急性膵炎、腸閉塞、膀胱炎
などがあります。
これらの病気は腹痛だけでなく吐き気や下痢など他の症状も現れる事も多くあります。
女性特有の腹痛の原因
また、女性特有の腹痛の原因となるものとしては
生理痛、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫、子宮頸がん、体がん、卵巣嚢腫、卵管炎、卵巣炎、卵巣出血、子宮外妊娠、子宮内膜炎
などがあり、不正出血が伴ったり、おりものが増えたり、痛み方も激しかったりします。
女性の腹痛の場合は内科や消化器科だけでなく産婦人科の診察もうけられるように総合病院などにかかるのがおすすめといえます。
男性特有の腹痛の原因
同じ腹痛でも男性の場合はどのような原因が考えられるでしょうか。腹部の痛みで一般的な原因は上で挙げたように男女問わず胃や腸の病気です。
男性特有の病気で腹痛が引き起こされる疾患で考えられるのは
膀胱炎、前立腺炎、前立腺肥大症
があります。
腹痛の他に頻尿、残尿感、尿が出にくくなるなどの症状が伴います。
前立腺炎は細菌感染が原因である事が多く、前立腺肥大症は高齢の方に多くホルモンバランスの変化が原因と言われています。
また、男性の場合ホルモンの関係で女性より継続的なストレスに弱いという事や腸管が太いなど身体構造の違いにより便秘より下痢になる傾向が多く、5人に1人が過敏性腸症候群と言われていて腹痛が引き起こされる原因となっています。
腹痛があって病院を受診する時には内科が一番の選択肢となりますが、排尿困難や頻尿などの症状が明らかな時には泌尿器科を受診します。
女性の場合と同様、腹痛の原因がはっきりしない時や何科に行けばいいのかわからない、と言った時には総合病院で診察をうけるのが良いでしょう。
まとめ
腹痛には軽度のものであっても検査や治療が必要な場合がありますので、継続する痛みがある時や腹痛以外に発熱や出血、吐き気など気になる症状がある時には早めに病院を受診する事をお勧めします。
男女ともにそれぞれ特有の臓器がありますので、痛みの原因となる病気が異なります。痛みは身体からの重要なサインです。そのサインを見逃さないようにする事が大事なことです。