
細菌に感染したりウイルスに感染することで腹痛が起こるときは、しっかりと排便してしまえば、徐々に症状が改善していくものです。しかし、厄介なことにそれでも解決しないこともあります。
腹痛は多くの人を悩ませていますが、なかなか治らずにストレスになってしまい悪循環を引き起こすこともあります。腹痛が治らないときに考えられる病気を紹介していきます。
落下腸
これは病気というよりも体質に近いものです。幼い頃から下痢と便秘を繰り返す、立ち上がったときに下腹がぽっこりと出てしまうなどの症状があり、腹痛も起きやすいものです。
落下腸は、通常の位置から大腸が骨盤まで落下した状態になってしまっているものを指します。
マッサージを行なったりすることで改善することがありますが、しっかりと医療機関で相談して必要な処置を受けることが重要です。
クローン病
クローン病は原因不明の大腸や小腸の病気です。若年層に見られることが多く、常に腸に炎症が起きている厄介な病気で、腹痛を伴います。
炎症を抑えるための対症療法しか打つ手がないのが現状の難病の一つです。病名の由来は発見者である医師の名前から取られており、原因などとは一切関係がありません。
尿路結石
尿路結石になった場合、結石の場所によって痛む場所も変わってきます。
尿路とは腎臓、尿管、膀胱、尿道を含めた経路の総称で、これらのどこかに結石が発生した場合、尿路結石と呼ばれます。
その痛みは非常に耐え難く、「疝痛(せんつう)」という呼ばれ方をするほど特別視される痛みです。生活習慣などが原因で引き起こされると考えられており、処置の方法は結石の大きさによって変わります。
また、尿路結石については下記のページでも詳しく紹介しています。
何科で見てもらえば良い?
紹介した病気以外にも胃痙攣や過敏性腸症候群など腹痛が長続きする病気は多様です。
お腹のことだから内科へと考える人も多いでしょう。間違ってはいませんが、内科を受診しても症状が改善されない病気もありますし、明確な病名を診断されないこともあります。
いつまでも続く腹痛ならば、消化器科や胃腸科を受診するようにしましょう。内科では問診だけで診察が終わってしまうこともありますが、消化器科や胃腸科を受診したなら、胃カメラなどで腸の状態を把握して、病気を特定してくれます。
人間とは不思議なもので、聞いたことがない病気であってもしっかりと病名を特定してくれれば安心感を得ることができてしまいます。別の不安も引き起こされることもありますが、何よりストレスが軽減される効果が大きいのは重要です。
まとめ
胃や腸などの消化器官はストレスによって非常に大きい影響を与えられますので、その分負担が軽くなるのは無意味ではないのです。そして、病名が特定できれば適切な処置を受けることも可能です。
一度、受診しても今いち納得できない場合は、しっかりと専門の診療科目を選択して診断を受けるようにしましょう。